日々精進

2006年3月22日 Posted in 2006以前


劇団唐ゼミ★、只今、『お化け煙突物語』の稽古を進めています。

あと四分の一ほどで戯曲をひと通り作りあげた事になりますが、
まだまだこれから詰めていかなくてはならない科白があります。
各々劇団員、精進していく次第です。


<お化け煙突とは?>

お化け煙突の由来は。

①建設当初、時々思い出したように煙を吐く煙突をみて、
いつしか近所の人々がつけたのが”おばけ煙突”のそもそもの由来だといわれています。

②見る角度によって、1本から4本まで見えることから、
”おばけ煙突”の名が広まり「煙突の見える場所」という映画にも登場して全国に紹介されました。

とういことです。
『お化け煙突物語』の中では、この後者の一本から四本まで見える事が重要になってきます。

obake1.jpg
(左から、一本、二本、三本、四本時の煙突。一番右は俯瞰図)

そもそも”お化け煙突”は当初、電気のたりない時の予備的な火力でしたが、
戦時中から常時発電する火力発電所となりました。
昭和28年11月、長年にわたる酷使と施設の老朽化および炭質低下等により、
一度改造されたのですが。
その後違う場所に大きな火力発電所が作られたため、
昭和39年(1964年)に廃止、とり壊しとなりました、

煙突の半円形の鋼板(外経約6.4m)一枚は、
足立区立本宿小学校のすべり台に利用され残っているそうです。

(参考URL http://www.adachi.ne.jp/users/senjusin/obakeentotu.htm)

<Toshinobu Adachi>


トラックバックURL: