稽古は進む
第十回公演『ユニコン物語 溶ける角篇』(台東区篇より)の一幕の稽古を現在進められています。
稽古場には段ボールで作られた舞台が仮に作られています。
実寸より狭いこの舞台。
テントに移れば、現在、稽古中の距離感を修正していく必要があります。
また、段ボールで作られた舞台ですが、
自分たちが現在手掛けている舞台セットがどのように設置されていくのかを想像する上で、
十分にその役割を果たしています。
<Toshinobu Adachi>
そして、7月23日は新堀航の誕生日。
今年は,唐組『紙芝居の絵の町で』に出演し、
今回の公演で久々に唐ゼミ★の公演に関わる彼です。
唐組の稽古とは違う唐ゼミ★の稽古に懐かしさを覚えつつの稽古となっているようです。
その新堀の誕生日を祝おうと、劇団員がどっきりを仕掛けました。
今日も稽古→作業をこなした唐ゼミ★です。
作業後、いつもよりも念入りの片付けをし、
今後の方針についてあれやこれやと相談をし、
準備の為の時間を引き延ばしました。
電話で準備ができた連絡を受けると、
何くわぬ顔で新堀共々作業場を後にし、
帰りの支度に戻りました。
エレベーターで稽古場まで昇っていき、
扉が開くと、真っ暗なエレベーターホール。
蝋燭の光を灯した誕生日ケーキがお出迎えをしました。
ろうそくを消した後は、
彼も好きな、お好み焼きパーティーが開かれました。
そのお好み焼きパーティーを仕切るのは、
関西人である小川尊と前田裕己、そして岡山の土岐泰章。
小川はいつの頃からか唐ゼミの料理隊長であり、
前田は舞台監督である。
土岐は唐ゼミ★で、主演も張ることのある役者だ。
その三つ巴のお好み焼き対決が多いにパーティを盛り上げた。
毎年、劇団員の何人かがこうして祝われる。
今年は後誰が、そして来年は誰が祝われるのか。
稽古と作業の密な時間を過ごしながらも、
時にはこうした息抜きをしています。
それが唐ゼミ★です。
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