滞在三日目、本番
2006年11月27日 Posted in 2006以前
韓国、全州での公演は無事終了しました。
公演のあった三日目、
午前中にテクニカルのチェック、及びゲネプロを開始。
午後四時からの本番に備えて、着々と準備が進められました。
狭い教室に舞台が建てられ、お客も満員。
全州大学の学生にとって、桟敷に座らされての観劇は
劇場の椅子席に慣れている彼等にとって新しかったのではないだろうか。
照明は、唐ゼミ照明専属の齋藤亮介によって、
一般に韓国で売られている電球をひと工夫して吊られたものを使用。
また必要最低限の舞台など、
原初に戻ったかのような舞台は、
彼等に大きな影響を残していったに違いない。
本番後、急いで舞台が片付けられ、
シンポジウムが行われた。
代表の中野敦之は、唐ゼミ★の生い立ちを説明するにあたり、
日本の近代演劇史を説明しながら行った。
また、韓国の著名な方々も来られており、
シンポジウムでは思い思いの感想を述べられ、
全州大学の学生も観劇の感想を述べた。
シンポジウム後は、自由な意見交換の場となった。
前日に行われた全州大学の学生の卒業公演も含め、
意見交換が行われた。
<Toshinobu Adachi>
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