唐ゼミの劇団員

2003年6月11日 Posted in 2006以前

“唐ゼミ”参加している劇団員を見ると、面白い顔ぶれが集まっている。

 唐ゼミは、横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程に所属しているのだが、参加している中には、教育人間科学部学校教育課程、経済学部、工学部といった他課程、他学部に所属する学生も含まれている。また、中心となっていた学生は、卒業後も留まり、中には、他大学の学生、他大学を卒業してから参加している人もいる。

 そして、唐ゼミは絶えず新しい血を得るがために、今回の『少女都市からの呼び声』では、留学生にも参加していただいている。同様に、入学したての1年生も参加し、出演している。(横浜国立大学では、ゼミは3年生から授業として取ることができる。)

 唐ゼミで、どのように、このような顔ぶれが集まったのか。他学部だけでなく、他大学の学生まで巻き込んだ集団である。

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 ありきたりではあるが、それは、偶然であれ、必然であれ“出会い”というものだろう。
 偶然に知り合った人をゼミに引っ張ってくることもあれば、ゼミの方に直接アプローチをかけてくる人もいる。役もうかうかしていると、新しく来た人に配役されたり、変更がある。今回の『少女都市からの呼び声』でも大きく配役が変わった。
 例えば、今回の主要な役、田口とフランケ。当初はフランケを新堀航が、田口を原雅が演じる予定でいたのだが、演出、中野敦之の意向により、現在の田口を新堀が、フランケは原が演じることになった。
 その他、端役で役の入れ代わりが激しかったが、何とか現在の状態に持っていくことが出来た。だが、また新しい形でより良い配役があれば、変更もやむないのかもしれない。

 まだまだ手探りの状態で進めている唐ゼミである。また、新しい風が吹き込んだ時、新たな唐ゼミの劇が形成されることだろう。


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