パンプルムス

2003年6月13日 Posted in 2006以前

<<パンプルムスについて>>

パンプルムスの舞台は状況劇場の稽古場と同じ形をしている。この話が、五月の公演の最終日に、新宿梁山泊座長、金進盾氏からあった。唐ゼミがパンプルムスで舞台を行うのも何かの縁があったのかもしれない。  そもそも新宿にこだわって芝居小屋を借りることになった。しかし、「どうして紅テントで公演を打たないのか」と思われる方もいるだろう。それはもろもろの公的規則をクリアできないというのもあるが、段階を追って進めている状況である唐ゼミにとって、芝居小屋であろうと、テントであろうと、大学外で公演を打ちことが今年は目的である。学内では見ていただけない方に是非見ていただきたい。

余談ではあるが、大学外、特に東京であれば見ることができるという人の話もよく聞く。やはり、横浜であっても、丘の上にあり、海が見えない横浜の地形に位置する横浜国立大学では、交通の便も悪いことから、敬遠されているのだろう。だが、交通の便が悪いとはいえ、大学でしか見れないもの、テントでの公演を賞味していただきたい。大学公演の方にも足をお運び下さい。


<<新宿公演に向けての稽古>>

本日は、唐十郎教授が来られ、新宿公演用の通し稽古をした。場転が多いこの劇で、場転ではうまくいっているところ、うまくいってないところがはっきりと浮き彫りになった。また、演出され直した箇所をどのように消化するか、まだまだ手探りである。徐々にではるがゆっくりと一歩をくり出している。
また21時から舞台の片づけ。22時に撤収が終わった状態に持っていく作業をした。これは、場転と同様重要なことであり、実際、新宿は一日目に仕込みとゲネ、最終日は23時までに撤収である。その練習もかねている。


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