劇場作り・前編
2004年4月 7日 Posted in 2006以前
唐ゼミは先日6日から、近づきつつある本番へ向けて蒼テント及び舞台を校内に設置する。
テント立ての様子はこちらを見ていただきたい。
さて、テント立てにおいて骨組みを完成させ蒼シートの取り付けを終了すると、
次の3点の作業が行われることとなる。
1.舞台作り
2.内小屋作り
3.オペ室作り
2の内小屋作りは中編、3のオペ室作りは詳細も含めて後編にまわすので、
今回は1について記述する。
1.舞台作り
舞台はまず平台を水平に並べていくことから始まる。
今回は「アシ」と呼ばれるかなり強化されたテーブルの足のようなものを平台に付け、
客席からより高い位置に舞台が展開される。
次にパネルの設置をする。
特徴的なパネルは大きな穴をかたどるパネル、そしてどんでんである。
どんでんとは、表裏が完全に回転する壁である。表と裏どちらとも客席に向けることが出来、
また回転を使って役者が登場することもある。
写真の白いパネルは、実際は白いタイルばりになっている。
5cm×5cmのタイルを作り、それを貼っていくという、細かい作業の賜物でもある。
パネルを立てる前と立てた後。
舞台中央には「へそ」が用意される。
舞台の最前線よりさらに前に出た小さなスペースである。今回は役者がそこへ立つ
だけでなく、とある仕掛けが施されていて別の役割も果たすようである。
へそ作成と取り付け。
全体としては舞台を後ろから囲むように緩やかな円形を描いてパネルが置かれる。
テントの蒼と真珠貝のように白いパネルが海を思わせる。
上写真の★印のパネルがどんでんになっている。
番外編:作業中、テントの周りに溝を掘る。
「作る業」ではないもののテントを水の浸入から守る重要な作業である。
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