韓国・全州大学JJホール『メンドギョン』公演

2008年3月13日 Posted in 2008

2006年より韓国、全州大学と互いに文化交流をしている劇団唐ゼミ☆。
2008年2月27日。全州大学、JJホールにて『メンドギョン』の公演を行いました。


『メンドギョン』とは、日本語で『盲導犬』です。


『盲導犬』は劇団唐ゼミ☆では第七回公演、新国立劇場THE LOFT公演で『黒いチューリップ』とともに上演された演目です。劇団員の中でも思い入れのある戯曲の一つです。
演出は、劇団唐ゼミ☆の中野敦之。
そして、韓国の役者達に混じって椎野、禿、土岐の三人が出演しました。


一月下旬に韓国から来日した全州大学の学生達。
朝から晩まで毎日稽古を行っていましたが、合間を縫い日本芸能の観劇にも出掛けました。
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(日本での稽古場)


一月末に彼らは帰国。
二月の本番に向けて、韓国と日本両国で準備を進め、二月下旬に彼らと再び合流しました。
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(韓国での稽古場)


韓国でも同様に朝から晩まで稽古を行い、合間を縫い韓国芸能に触れました。
現代と伝統を融合する韓国演劇。
2006年に日本で公演された『春風の妻』も伝統文化を取り入れた現代劇です。
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(2006年日本公演『春風の妻』)


JJホールでの公演。
見たことのない演出の数々は、観劇に来た観客に大きな衝撃を与えました。
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(JJホールでの稽古風景)


韓国の役者達は、今までやったことがない演出にはじめ戸惑っていましたが、
それもはじめだけでした。
一つ一つ戯曲の理解を深めることで、本番当日までに力に変え、
遺憾なくそれを発揮しました。
それは十分に観客に伝わりました。

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(全州大学来年度入学生達とともに)

<アダチトシノブ>


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