『恋と蒲団』(3)

2009年4月18日 Posted in 2009

ちゃくちゃくと進む『恋と蒲団』の準備。
公演が学生の日程に合わせて、平日の18時開演。

上演時間は30分ととても短い舞台です。
昨年の『ガラスの少尉』は、90分と短い作品でしたが、それよりも更に短いです。
そして、舞台の横幅が畳二枚分、奥行きが半畳と少々。
舞台空間としてはとても小さいです。
通常、唐ゼミ☆では、畳三枚分の横幅を取り、奥行きは二枚半の広さを最低確保します。
その広さから考えると、非常に狭い舞台です。

この極小の舞台に、舞台美術の植村がデザインした舞台セットを作り上げます。
通常ですと、木材を使った舞台セットを建てるのですが、
自然環境の影響を受けない室内ということもあり、
全て段ボールで製作。

役者の人数は、三人。
禿と高次はダブルキャストになります。

4/
20(月) 禿
21(火) 高次
22(水) 高次
23(木) 禿

この三人という人数も、今まで唐ゼミでやってきた戯曲の人数の最小です。


全てが唐ゼミ☆史上最小の規模の公演です。
最小だから、だめ?
いえいえ、刹那の間に起きる事象は、
きっと見た人の記憶に深く刻まれる作品になるでしょう。

多くの方のご来場お待ちしています。


090418.jpg
(段ボールのセット製作中)

<Toshinobu Adachi>


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