稽古と作業は50対50で

2010年9月22日 Posted in 18_下谷万年町物語 決定版 Posted in 2010

劇団唐ゼミ☆第十八回公演
『下谷万年町物語』


劇団では、役者以外にも大道具などの裏方の仕事があります。
自分たちが公演のための全てを作り上げなければなりません。

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劇団にやってくるほとんどが
大道具を経験したことない人ばかり。
ナグリ(トンカチ)を持つのも、
高校の技術の授業以来という人ばかり。
(現劇団員で、道具作りをしていた人はいません)

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<舞台上のものならば何でも作れるようになた水野香苗。>

毎公演、発見し、実験し、
実際の舞台に適応できるよう
日夜熟考してきた技が今の唐ゼミの舞台を支えています。

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<大学では建築科である佐藤悠介。舞台と建築はどう違うのだろうか。>

今回の『下谷万年町物語』の作品は、
これまでの積み重ねの技術を存分に発揮し、
その上に、新しく挑戦する必要のあるセットになっています。


よりいい作品を生み出すため、
役者の稽古以外の部分も存分に打ち込む必要があります。


舞台上に立つときに良いセットに囲まれていれば、
役者のテンションも変わってきます。
そして、舞台セットも役者の一人とした位置づけると、
良いセットに囲まれることは、
心強い友を手に入れたも同じ。

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<現舞台監督・安達俊信 唐ゼミ☆初期では小道具を担当してました>

今年の舞台セットは、昨年からいろいろと変更を加えた部分もあれば、
根本的に変更している部分もあります。
そこのところも是非ご覧いただければと思います。


<Toshinobu Adachi>

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<禿恵/チラシ、ポスター、チケット、パンフの全てのデザインを担当。日夜パソコンとにらめっこしています>


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