祠の時期
2019年10月29日 Posted in 2019
話し合いが続きます。
これからどんな公演をしたらいいか? 演目は? そこに至るまでの作戦は?
それ以前に、自分たちはこれからをどう生きていけばいいか?
夕方から夜中まで、話し合いは続きます。
そういえば、唐さんは昔、雑誌のインタビューで、
いつも春公演の執筆に宛てていた11月を、
「祠(ほこら)の時期」と呼んでいました。
ほこらに籠って沈思黙考にふけり、
一年の計を図る時期という思いが伝わっています。
実際、11月の唐さんは、ちょっと近寄りがたいような雰囲気をたたえていました。
あの大きな目が、いつもにも増して何かを捕まえようという鋭さでした。
私たちもどっぷりと、祠の時期です。
何故か、米澤だけはやたら元気で、ハキハキしています!
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