5/13 国語と私(禿恵)
劇団員バトンのようになってきましたが、
今回はわたくし、トクが書きます!
一気に暑くなりましたねー!
清々しい春はステイホームとともに過ぎていき
あれ、夏かな?と冷房嫌いの私でも冷房をつけようか悩む気温です。
唐突ですが、私は子どもの頃から「国語」が非常に苦手でした。
わりと成績優秀側で大学までやってきましたが、
小学校6年生の時
「作者の言いたいことをまとめなさい」という宿題で
先生から赤く大きなバツを付けられたショックを引きずり、ずっと苦手意識があります。
(ああ、今思い出してもそんなに大きくバツをつけなくてもいいじゃないのというくらいの
呪わしい巨大なバツ(笑)そしてノーコメント。)
それ以来かどうかは置いといても、現代文の「作者の言いたいこと」に正解する確率は低かったです。
時は過ぎ、大学。唐さんが横浜国大で教授でいらした頃。
舞台を作るゼミとは別に、唐さんのアカデミックな講義『舞台芸術論』を受けていました。
ゼミ生以外の学生が多かったものの、少人数制の専門科目でした。
その時は『ジャガーの眼』が教科書。
唐さんのお題は
シーンごとに分けて、そのシーンごとに
「テーマ」と「カウンターテーマ」を探ってみよう!というものでした。
当時は輪をかけて意味を読み取ることができませんでしたので
「テーマ」も???なうえに「カウンターテーマ(対抗するテーマ)」には
金ぴかのカバーの戯曲本を凝視しながら口を閉ざしてしまい、さぞ呆れていらしたことと思います。
まさしくちんぷんかんぷん状態でしたが
今になってこの授業を改めて受けたい思いに駆られます。
この作業は今非常に自分にとってありがたい教えです。
いまでも国語が得意とは言えませんが、最近作品がうまく飲み込めない時は
シーンごとに自分なりに一言で要約して全体を見るように心がけています。
いろんな発見も多いし、より作品に近づける感じがするのでオススメです。
改めて「カウンターテーマ」にも意識して読んでみようと思います。
大きいテーマ・イメージはいつも中野に聞いてみては
チラシ作りのヒントとさせてもらっています。
ということで今も修正を続けています・・・
そろそろバシッといいものが出来上がりますように。
改めて気合を入れたいと思います!
ではまた、
ごきげんよう。
禿
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