10/12(水)これがクリスだ!

2022年10月13日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note
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Tea Danceのアイドル、クリスと良い感じの写真を撮ることができた

一昨日、彼はカンパニーのメンバーと一緒に、仮想の高齢者施設
『THE HOME(ザ・ホーム)』のプロモーションにやってきた。

パフォーマーたちが勧誘員に扮し、
Albanyに集まるシニアを相手に高齢者施設の勧誘をする。
マネージャーの女性による挨拶のスピーチ、少し怪しいキャッチコピーの
連呼、スタッフたちによる歌や踊り、どれも面白かったが、
最高だったのは、彼らの仲の悪さが勧誘中も浮き彫りになることだ。

自己顕示欲の塊のような敏腕マネージャーに
スタッフたちは辟易しており、歌や踊りの出番を奪い合ったり、
小声で罵り合ったり、相手がアクトしている時には
ひどくつまらなそうなリアクションをして
観客たちを大笑いさせていた。

作り込んだ資料もホンモノらしい。

日本では催眠商法やオレオレ詐欺が相変わらず猛威を
振るっているので、それをパロディにしたブラックユーモアが
炸裂していたけれど、勧誘行為自体はホンモノなので、
見事に虚実がないまぜになっていて、パフォーマンスの力を
感じさせた。

配布されたプログラムもよく出来ている。

が、これらはすべて架空の高齢者施設で、
オンライン上で皆が集まってお互いにつながったり、
こうしてパフォーマンスや、前後の交流を愉しむことが
眼目なのだ。

英国のパフォーマーのレベルの高さを再認識させるショーだった。
そしてクリス。

クリスは大変に大きな存在で、初めてクリスと会った時、
Heと言いかけてSheなのかどうかまごついていた自分を察して
「どっちでもいいよ!」と言ってくれた。

日本語では彼/彼女とあまり言わないので、
イギリスで実地に体験してこういう時の作法を覚えてきているのだが、
初期にクリスに会えたことで、安心して学ぶことができた。
その感触が半年経っても残っていて、とにかくありがたい存在なのだ。

下記のホームページを見てほしい。
OiBokkeShiの菅原直樹さんも協力してイギリス/日本 対応の
バーチャル空間を作っている。

末尾のクレジットで
クリスのフルネームがChristopher Greenということもわかったが、
やはりクリスはクリスという感じがする。

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