10/12(火)浅草入り9日目〜本番初日
2021年10月13日 Posted in 中野note
昨日のマスコミ公開リハーサルを受けて、
いくつかのスポーツ新聞誌面でその様子が紹介さたた。
出掛けにコンビニに行き、これら新聞を買い集める。
横浜から浅草まで車で1時間ほど。
前はもっと時間がかかっていたけれど、コロナの影響からか、
朝の渋滞は緩和されている。
9:30過ぎに現場に着くと、
すでに集まった何人かがテキパキと働いている。
今日は雨。この浅草に来て何度かパラパラきたけれど、
本格的な雨は今日が初めて。そこにお客さんをお迎えするので、
雨漏りの心配がそこここにあり、必死で対応する。
10:00に朝礼・ラジオ体操をした後も、この作業は続く。
客席の安全を確保したら、今度は舞台袖のスペースに屋根を取り付ける。
少しの天幕、少しのひさしがあれば、役者たちが濡れるのをかなり
防ぐことができる。ほんの小雨だと人は平気と思いがちだけれど、
体を冷やした影響は数日経って出る。
週末あたりに熱を出そうものなら今回は大変なことになる。
そう言い合いながら、作業中もこまめに合羽を着て、
タオルで体を拭きながら対策する。
この間に、昨晩のリハーサルでクタクタになった衣装が元通りになる。
客席の一角はクリーニング屋さんのよう。
12:00から急いで稽古。
いくつか改善点を伝え、実際に返し稽古するところもある。
浅草十和田のおかみさんから提供されたお弁当を食べて、メイクに入る。
その間、受付など観客の誘導方法を確認。
14:30を過ぎると早くも何人かがやってきて、いよいよ始まることを実感。
15:00から声をかけ、消毒・検温をして15:10から開場。
もぎりや傘立て、トイレの案内など、今回はやることが盛り沢山で。
段取りがうまく回らないところがあり。いかにも初日。
余裕のある客席にお客さんが収まると、ホッとして開演。
早々に拍手や笑いが起きて安心する。しかし、力が入り過ぎたり、
客席の反応を待ちすぎてスピードが出ないところがある。
しかし、一幕を凌ぎ、仕掛けの多い二幕に入ると安心。
今日は花やしきが休園なので、実に静かな中で本番は進行し、
エンディングを迎えた。
終わってみると19:00近くになっており、
お客さんを送り出した後は、小雨の中を散らかった道具を片付け、
衣裳をケアして、20:00過ぎに解散。
さらに何人かは残って、明日にさらに強くなる雨に備える。
テントの屋根の上をいく水の流れを調整。
どこかが溜まったりしないよう工夫して、初日が終了。
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