10/20(水)ハンディラボでの片付け

2021年10月21日 Posted in 中野note
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昨日からハンディラボに帰ってきました。
そして、今日が一区切りという日です。

ここ一年半、『唐版 風の又三郎』で使ってきた舞台美術や小道具、
衣裳を整理する。特にこの一年間、例の飛行機のパーツはハンディラボの
中でも大きな存在感を持ってきたけれど、今日でお別れ。

晴れわたり、温かさを回復した今日の集合は11:30でした。
さすがにゆっくりにして、よく寝られたかという話題から、朝礼が始まる。
中には次の現場に向かって突撃しているメンバーもいるけれど、
劇団員を含めた座ぐみの約3分の2が集まって、
作業をスタートさせました。まずは、ラジオ体操から。

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上体そらしなど、方々から呻き声が出て笑ってしまうけれど、
昨晩は寝たし、陽気も良いし、皆の表情に余裕があります。
ここから、ハンディラボいっぱいに拡げた荷物を解体、
整理しながら収納、廃棄していきました。

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数ヶ月前、ともすれば初対面同士だったメンバーは
今やすっかりお互いのことを知り、チームとしての役割を心得ています。

稽古中は緊張しているし、また作品への理解と
自分の演技の組み立てに必死で、話をする暇も無かったですが、
特に浅草入り前からは、テント芝居に必要な再現ない作業、
現場で日々行われていた公演準備と後片付けが、
これだけのチームワークを生み出しました。

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千秋楽、劇場後方から見守った舞台上の展開、
せりふの取り交わし合いやアクションの数々、
エンディングに突入する際の一糸乱れぬ役割分担と統率は、
こういうところからやってきたと思います。

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皆、それぞれの技と世界を持っていて、フィジカルに強く、
作品理解に欠かせないインテリジェンスに恵まれたメンバーでした。
せりふや物語に則った上で皆が独自に演技を組み立て始めるのを
見守るのは嬉しいものです。あ、伝わっているなと思いました。



明日から、出演メンバーについて書いていこうと思います。
劇団員まで含めて、時間をかけて書きます。

と、同時に、日曜日にはワークショップが迫っています。
まずは『少女仮面』から始めていきます。
これは初めて、自分がまだ上演したことのない作品に取り組む
という挑戦です。急いで準備しなければと、ちょっと焦っています。

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