10/18(火)エンジンかかってきた!
『下町ホフマン』の研究を開始したおかげでエンジンがかかってきた。
研修する、遠出する、公演を観る、飲食や睡眠、掃除など生活する。
それに『オオカミだ!』に工夫を凝らす。
初夏までのように一日の目が詰まってきた。
残る時間は少ない。意地でも力押しに鞭をくれるタイミングなのだ。
↑練習&本番会場であるSedqehill Academy
15日(土)
歩いて南下し、ルイシャムショッピングセンターから1時間のところに
ある高校に行った。ここのホールで、22-23 日に控えている
ダンスイベントの稽古。150人くらいで練習している。
10人のダンサーを中心に稽古を進行していく。
彼らが各チームに散る。
ティーンたち、障害者たち、子どもたち、シニアたち、など。
そこに国際性も入り乱れている。
アフリカやインドの舞踊も組み入れられている。
さすがのバラエティだ。
中心となるダンサー10人の動きがキビキビしていて気持ち良い。
小学生で、すごい身体にバネがある少年を見つけた。
ふざけてばかりだが、振り付けの飲み込みも異常に早い。
これから稽古や本番のたびに、彼に注目しよう。
↑演奏後のピーターと
16日(日)
『ベンガルの虎』本読みを終えて走って駅に行き、
2時間ちょっとかけてドーバー海峡に面した港町Broadstairsに到着。
この街の小さなホールで、ピーター・フィッシャーがグリーグの
ヴァイオリンソナタを3曲立て続けに演奏した。
ピータにとっては明らかにハードワークだったが、
今年聴いてきた彼のライブの中でベストの仕上がりだった。
19世紀のスタイルに規範を求める彼の美学が満ちていて惹き込まれ、
痛快だった。ソリストとしての彼に立ち会える機会は多くない。
来て良かった。
燃焼してハイになったピーターと海辺に行き、
ディケンズの別荘など見て、季節外れになったビーチ近くの
レストランでフィッシュ&チップスを食べた。
ゴールデンチッピー以外で初めて美味いと思う店に出会った。
かなりライトな仕上がりで、また違った美味しさだった。
演奏後のピーターは疲れが溜まっているのだろう。
何度も道を間違えながらグリニッジに帰宅。
ダイアンがピーターに会いたがるので、少し家に寄ってもらった。
彼らの関係は帰国後も続くだろう。
↑週末に向け通し稽古
17日(月)
学校に行き、午後はDeptford Loungeで
女王の崩御につき延期されていたMoving Dayの稽古。
演出家レミーやプロデューサーのジュリーと久々に再会できた。
前日に日本の三重で行われたジャパニーズ版との違いについて
話したりもした。彼らの心配をよそに、出演者たちの記憶は確かだった。
通し稽古をし、ミーティングして金曜日の本番に備える。
・・・と、ここまで書いているうちに、
放課後の高校生たちが図書館のテーブルを占拠し始めた。
彼らに囲まれてこれを書いていたが、エアドロップでエロ画像が
送られてきた。斜め横の五人組が「しまった!」とばかりに
キョロキョロしている。送ったのは彼らのうちの誰かだ。
こちらはお首にも出さないが、内心ニヤニヤしてしまう。
稽古後もここに残って仕事していて良かった。
どんなだか紹介できないのが残念だが、画像がエグい。
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