1/11(木)よみがえる堺と京都の記憶

2024年1月11日 Posted in 中野note
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↑深夜、堺の食堂に行っていた頃。やなぎさんのおかげで新宮にも
よく行き、あの落合博満記念館も訪ねるという役得に預かりました


今日は日帰りで関西に出張しました。
唐ゼミ☆でなく神奈川県民ホールの仕事です。
堺市と京都市、弾丸で2か所を巡りましたが、
久々に見た街の景色に、過去に関わったプロジェクトの数々が
去来しました。

まず、堺市といえば、2016年に取り組んだやなぎみわさんの
トレーラー演劇。あの時は演出助手で参加しましたが、
名村造船所の倉庫の中で初夏にした格闘がまざまざと甦りました。

あの時は、とある美術教室のソファに寝起きして歩いて稽古場に通い、
よく住吉大社にも散歩に出かけました。深夜作業に煮詰まると、
スタッフの黒飛くんや井尻さんと連れ立って堺の市場まで足を伸ばし、
夜中に食堂であさり汁を食べたのを思い出します。

食べた後のあさり殻を床に捨てるという習慣のある店で、
帰りに貝殻をバキバキと踏みしだく楽しい想い出があります。
まだ長男が生まれる寸前の、おもしろい滞在でした。

京都はもう、圧倒的に唐ゼミ☆公演の思い出です。
立誠小学校のグラウンドや校舎で行った劇の数々、
皆で泊まった修学院の大学宿泊所や、四条と五条の中間にあった
ドミトリーを思い出しました。

移動の合間に、『鐵假面』の美術や衣裳について考え、音響を練り、
写真展に必要な文章を書いたりしています。
もう少しで新横浜。今日はこの辺にしておきます。

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