11/2(月)稽古休み
2020年11月 3日 Posted in 中野note
↑稽古休みの日も働きつづける重村大介
劇団のメンバーは遅れている舞台装置づくりをハンディラボで行います。
土曜日の全幕通し稽古を受けて、衣裳などにも注文を出しましたから、
それにも対応しています。
椎野や津内口は新宿中央公園を管轄する消防署に手続きに行き、
禿は当日パンフレットの仕上げにかかる・・・
疲れて、消耗してはいるけれど、
公演の完成像をそれぞれに思い描きながら、
こうして一手一手、そこまでの道のりを詰めていく。
こういう時に力になるのは、一昨日の通し稽古の感触です。
必ずこの劇が上手くいくというが支えとなって、私たちが作業を進める推進力になっています。
一方、私は朝から若葉町WHARFに行き、
次いで床屋で散髪、KAATの事業の会議に出席し、
さらに仙川の桐朋学園に教えに行きました。
そこからまたKAATに戻り、主催で行っている公演の終わりを待って、
観劇後の何人かと打ち合わせをしました。
KAATにいて、徹底した分業を目の当たりにしていると、
同じ舞台づくりでも、劇団との違いをまざまざと実感して、
これを面白く思っています。
芝居の内容を熟知した者によるセットや衣裳づくり。
芝居の内容に惚れ込んだ者による消防申請。
芝居の内容を体現する者が行う、当日パンフレット入稿。
これらこそ、"劇団"表現の醍醐味にして最終奥義であるといえます。
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