11/2(土)もっと読もうぜ!本の世界

2024年11月 2日 Posted in 中野note
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↑ドキュメンタリー映画『editor.O』のパンフレットです

今日は朝から『ジャガーの眼』の台本作りをし、
買い物がてら散歩もして、それから『佐川君からの手紙』を読みました。
『佐川君からの手紙』を読むのは、来月から始まる『ご注意あそばせ』
ワークショップに備えるためにです。

息子と喫茶店に行き、彼は星座の本を、私は小説を読むという経験も
初めてしました。息子もまたよく本を読むようになったのです。

夕方には、南万騎が原に出かけました。
駅前のアートスペース〈みなまきラボ〉で、ずっと劇団を見て
下さってきた川口ひろ子さんの映画監督デビュー作『edhitor.O』を
拝見するためです。

おもしろい映画でした。すでに、今月末に2回目の鑑賞をしようと
決意していますが、それほどに良いドキュメンタリー映画でした。
この映画の魅力は、被写体となった文藝編集者・長田洋一さんと
長田さんを取り巻く方々の凄みです。

長田洋一さん本人に加え、福島泰樹(歌人)、正津勉(詩人)、
山口泉(作家)、佐藤直子(東京新聞論説委員)、
塩尻市立図書館館長・図書館員(上條史生、中野友美)、
高橋博(穂高ひつじ屋店主)、窪島誠一郎(戦没画学生慰霊美術館 無言館)
が被写体として登場します。

話題の中には、中上健次、立松和平、松本亮一、辻井喬らが
伝説的な編集者である長田洋一さんを媒介にして登場します。
長田さんを通して、私はこれから彼らの本を読もうと考えています。
窪島さんの無言館にも行ってみたい。

何より、長田さんが塩尻市立図書館でコーディネートされている
「本の寺子屋」に伺おうとも思っています。謦咳に接しておくなら
今のうちだ!川口監督が全霊でそう叫んでいる映画です。
触発され、もっともっと読みたくなりました。

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