1/13(木)新橋、怒りの突撃!
2022年1月13日 Posted in 中野note
↑薄っぺらく見えますが、断固として関係ない人を寄せ付けない
オーラを放つ、英国ビザ申請センターの扉。
明日の早朝、新橋に行くことにしました。
12/23に行った英国のビザ申請センターにです。
というのも、今週の初め、年末年始に首を長くして
待ち続けたセンターからの連絡がやっとあったのです。
まずはメールが来て、郵便を送りました、とある。
文面はもちろん英語。読み解いて狂喜しました。
ひょっとしたら書類に不備があって、追加資料を持ってこい
という指示もあり得たのです。それが、コンパクトだけど、
前向きなメールだった。翌日に郵便も届きました。
申請時に丁寧に自分の名前を記入したレターパック(赤)が
我が家のポストにやってきました。
勇んで開いてみると、薄い袋の中に自分の提出したパスポートが
入っていました。たったそれだけ。
何だか拍子抜けするような内容でしたが、パスポートには
新たにシールが貼ってあり、あなたは今年の1/31から英国にいて
良いですよ、という記載が確かにありました。
まずは、今回のビザ取得の参謀役であるIさんに報告しました。
11月に知り合ったIさんは、去年の4月までロンドンで3年間働き、
これからも仕事をするつもりだったけれど、
コロナのために帰国を余儀なくされたという人で、
今は英国に行く人たちのサポートを業務とされています。
最近まで暮らしていたので、とにかく土地や申請作業に明るい。
優秀で、丁寧で、指示が的確。すばらしい好青年なのです!
が、問題が起こりました。
Iさんによると、普通はパスポートと一緒に通知の書面が入っている
らしいのです。そこに、滞在の期限や、渡英後に実際のビザを
入手する場所や方法が書かれているらしい。
ところが、どんなにレターパックの中を覗いてみても、
入っているのは素っ気なくパスポートだけ。
聞けば、Iさんにとって初めての事例と言います。
Iさんの同僚も皆さん事情通ですが、一様に不思議がる感じ。
なんとか問い合わせねば!
が、申請センターというところは、とにかく連絡先を明かしません。
電話番号もメールアドレスも、質問に答えるのが面倒なのか、
どこを見ても載っていない。
「中野さん、申し訳ないのですが、明日にセンターを訪ねてください」
とIさん。ついては、色々と指南を受けました。
英国というところは、
来たかったら英語を読み解いて書類を揃えてこい、
それが合っていたら、オレの気分次第で入れてやらなくもない、
という態度なのです。
Iさんにくれぐれもアドバイスされたのは、
そういう気質の英国スタッフからすれば、
こちらが怒気を見せればすぐにインターホン越しに門前払いする
可能性が高い。そこで、とにかく下手に出るべし。
そして、部屋の中に入ることができたら、腰低くお伺いをたてて、
相手の答えや情報を引き出してください、とのこと。
対応スタッフは、明らかな自分サイドの間違いでも、
それを認めたがらない気質と考えて間違いないそうです。
とにかく心証を悪くしてはいけない!
そういうわけで、明朝、
もう二度と行かなくて済むと思っていた新橋に行きます。
そびえ立つ大英帝国。それを前に、
「あっしはへりくだるウンコでさあ」という『吸血姫』の登場人物、
大久保鷹さんが演じた「中年男」のせりふを噛み締めています。
だいたい、この申請センターは日本には東京と大阪にしかありません。
そして、英国に長期滞在したい者は誰もが、このどちらかを
直接に訪ねなくてはならない。横浜在住の自分はまだしも幸せです。
これが九州や北海道なら、たった15分の問い合わせのためにも
膨大なお金と時間、手間が必要なのです。
きっとそういう皆さんもたくさんいることでしょう。
そのようなわけで、へりくだるウンコ野郎として
明日の朝8:00に三たび、新橋に行ってきます!
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