1/14(金)新橋、その突撃の顛末
2022年1月15日 Posted in 中野note
朝、5:00に目が覚めました。我ながら早い。
ずっと『鐡假面』の台本をつくってきたので、苦もなく起きてしまう。
ナビに目的地を入れると、40分もかからずに着くとあります。
そう、今日はもともとお昼前に都内での予定があったので、
車で行くと決めていました。
この分だと7:00に家を出ればいいな。
早く現地に行ってしまうと手持ち無沙汰、
そんなことを思って、メールなど打っていましたが、
パッと手元のケータイを覗くと、新橋までかかる時間がグングン伸びている。
どうも妙なところが渋滞し始めている。
こりゃいかんと思って6:30には家を飛び出しました。
変な渋滞でした。乗ったばかりの首都高を一度降りたり、
また乗り直していつもは行かない湾岸線の方にスライドしながら
三度目のビザ申請センターにたどりつきました。
けっこうギリギリになってしまったので、
近所のコインパーキングに滑り込む。15分300円、・・・高い。
建物に殺到し、階段を駆け上がる。
もう3度目なのです。普通の人はたった1回でいいのです。
しかし、必ずアポとってくださいと厳命するこの施設への往訪のうち
2回までもがノーアポの私。ここで1回目の門前払いが生きます。
今や、どう言えば突っ返され、正式に入る時はどうかも熟知しています。
中に入ることは容易でした。
こうなるともう、へりくだり、へりくだり、
こちらは極東のうんこ野郎として、英国の門番たる受付の男性に
困り顔でご相談申し上げました。
郵便を送っていただいたのですが、中にパスポートしかなく、
出国日が記載されているものの、滞在期限がわかりません。
ビザをどこに取りに行ったら良いかのレターがありません。
受付の男性は優しく丁寧に接してくださいました。
彼に呼ばれてやってきた女性も意外に丁寧で、
もともと本国から申請センターにはレターが届いておらず
こうなると直接にメールでレターが中野さんに届く予定であること、
すでに申請センターからも問い合わせのメールを送ってあったことが
明かされました。
待っていてください。そういう結論でした。
たった10分かからないやり取りでした。
一応は安心してセンターを後にしましたが、
それにしても、この10分には膨大なコストがかかっている。
別にメールで届くのであれば、せめてその旨を一筆入れろよ!
これに尽きるのです。
そして、その一筆のイレギュラーを決してしない、
これが大英帝国の壁なのです。
8:15には建物の外に出てコインパーキングに急ぎました。
17分かかってしまったために、精算価格は600円。
支払いを済ませ、早朝の都内に投げ出されて呆然としました。
次の予定は11:00です。
それから私は、車の中で事務をし、丸の内の本屋で買い物をし、
初めて皇居の周りを走って今日の運動としました。
久々に将門塚を覗くと、施設は豪華になっており、
お参りの人が間断なく続いているのに東国の雄の威力を感じました。
ロンドンまで、あと2週間ちょっとです。
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