11/5(火)唐組秋公演の千秋楽に行った!
2024年11月 5日 Posted in 中野note
最近は花園初日は別格として、中日に予定をやりくりして駆けつけるのが
常になってきているので、セレモクックな最終日に立ち会うのは
久し振りでした。
千秋楽ならではの芝居でした。
明治大学で観た時より荒っぽくなっているとこころもありましたが、
観客の反応をくぐり抜けて来た演者の皆さんがよく渡り合って、
あるいはざっくりやるところの緩急を心得て、自在感がありました。
あ、生を見ている! そういう楽しさの観劇体験でした。
『動物園が消える日』は集団戦の劇です。
初演時は唐組を結成して間もなくの唐さんが若手をデビューさせる
ためにこれを展開し、今また唐組には新たなチームが息づき始めて
いるのを感じさせる。未来を切り拓く演目なのだと思いました。
打ち上げも楽しく、皆さんの労をねぎらいながら、
ご馳走を頂いて、この秋公演の感想だけでなく、次は何を
やるんですか?という話もしました。
観たことのない90年代唐組作品や、一度も再演されていなくて、
それでいて自分には思い出深い演目をリクエストして、久保井さんが
苦笑いする。若手は、私も興味持っていたんですよ、と言う。
『動物園が消える日』が培ってくれた集団のエネルギーの中に
混ぜてもらっていることが幸せな時間でした。
今年春公演の紅テントはどうしたって特別な雰囲気に包まれていました。
そして、秋公演には日常的な紅テントが早くも戻って来ていました。
当たり前に公演している紅テント。このさりげなさを、自分は
ありがたく感じます。唐組の皆さんに感謝!
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