1/16(木)『唐版 風の又三郎』を写し終わる

2020年1月16日 Posted in 中野note
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今日は、記念すべきワークショップの第1回目でした。参加者は2人。

久しぶりにバーはるみのカウンターに入って、
10年前、『下谷万年町物語』のために、
仲間を募っていた頃のことを思い出しました。

ワークショップの様子は、
立ち会った新人劇団員のちろさんが、明日レポートしてくれます。

それよりも何よりも、
昨日、1/15(水)午前中をもって、
『唐版 風の又三郎』の台本をひと通り写し終えました。
12/29に始めましたから、合計18日間。
1日に向き合ったのは、冬樹社から出ている全集版で5〜6頁。
ノートを取りながらかなり根を詰めたつもりなんですが、
やっぱり時間がかかりました。
量は実に膨大で、3幕224頁。
ざっと『ジョン・シルバー』の2.5倍あります。

終わってみて、ずいぶん遠くまできたような実感です。
同時に、まるで大河ドラマを身のうちに取り込んだような充実感があります。

誰がどうなってそれぞれがどう絡み、主人公たちが最後まで行き着くのか、
かなり見渡せるようになりました。

明日からまた、
誤字脱字をチェックしたり、
単行本・全集・文庫本を見比べて、変化がないか検証したり、
登場人物の登退場や各場面の時間的変遷を示す香盤表を作る作業が始まります。

ここからは劇団員の力を結集して、上演台本を完成させるのです。

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