1/19(金)車にも休暇を
2024年1月19日 Posted in 中野note
↑1台目はシルバーのラフェスタでしたが、フリードは白。
一番傷が目立ちにくいのが白だということで
いつもは車で動きますが、駐車場代もかかるし、
何より車を休ませたいので電車で移動することにしました。
車を気遣うということを、私は初めて買った10年落ちの
日産ラフェスタから教わりました。中古であるとはいえ、
購入時に1万キロ強しか走っていなかった彼は、
それはそれは自分に献身してくれました。
4年間で13.5万キロを走り、修理に修理を重ねながらも
『唐版 風の又三郎』浅草公演の仕込み中にどうしようもなく止まって
しまい、廃車にするしかないとわかった時には、涙が出ました。
それほどに、苦楽をともにした仲だったのです。
それから自分を省みました。
自分はハードに車を動かすことで、悦に入っていたのではないか。
もっと優しく乗って、彼を長持ちさせることはできなかったのか。
いま乗っているホンダ フリードは、自分の車としては2台目です。
ロンドンから帰ってきた時に、奮発してハイブリットの新車を購入した
ものです。戦争は止む気配なく、これからガソリンが高騰すると
見込んでのことです。
1年経ってみて、やはり3万キロ弱走ってしまっています。
乗り始めて21.4km/1Lだった燃費が、徐々に落ちてきているような
気もする。そこで、人間にとっての休肝日のように、できるだけ
彼を休ませたいと思いが募っています。
幸い、1時は21.0km/1Lまで落ちた燃費も21.2km/1Lまで回復しました。
しかしこれは、高速道路に多く乗っているということでもあるので、
要注意ではありますが。
唐さんは昔、新品真っ白のズボンを大事にするあまり、
結局、一度もはかずに終わってしまったことがあったそうです。
自分と車の関係はさすがにそこまではいきませんが、
モノを偏愛し、モノが人格化してこそ、唐作品に取り組む資格が
あるということです。
初台でこれを書いています。
アイツが今ごろ、駐車場でよく休んでくれているといいなあ。
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