1/2(木)おみくじの話
2020年1月 2日 Posted in 中野note
↑おみくじ。2020年の私の運命が書かれています。
「天候」が一番わかりやすい例ですが、テントをやっていると、
人間ではどうすることも出来ない力に左右されるからです。
そういうわけで、私はおみくじが大好きです。
昨日など、近所の神社が列をなしていましたから、
お参りは後日すいてからやろうと即断し、おみくじだけ先にやりました。
と、これくらい好きなのです。
ちなみに、ここ二年は大吉だったのですが、結果は末吉。
文章には「とにかく驕るな」と、
調子乗りな私に最も必要な言葉の数々がしつこく書かれていて、
まことにその通りと痛感しつつ、財布にしまい込んで帰ってきました。
その道すがら、「おみくじ」で思い出したのですが、
花やしきでテント公演をしていた時代には、みんなでよくやりました。
基本的に、公演前は公演の無事を祈ってご近所でお参りすることが多いのですが、
浅草寺の場合は、これに「おみくじ」がつくのがルーティーンになっていました。
メンバーにも様々なタイプがあって、
私のように大好きで仕方がないのもいれば、
こんなことは無意味だと、実に冷静な判断を下す人もいます。
まあ、それぞれなのですが、面白かったのは、
大吉が出るまで何回も突っ込む、というタイプですね。
これはあくまで私見なのですが、
浅草寺のおみくじはなかなかシビアで、「凶」「大凶」の類が結構出るのです。
そのようなわけで、中には芝居の前に縁起が悪いと、
「凶」の運命を力づくで覆そうとする強者も何人かいました。
最も面白かったのは、五連続で「大凶」と「凶」が続いたために、
自ら「凶」の字に赤ペンで「×」をつけ、
隣に「吉」と書き換えていた猛者で、
その行動に清々しさと感動を覚えた私は、
「幸あれ!」と願って彼をステージに送り出したものです。
『唐版 風の又三郎』、自重して謙虚に頑張ります!
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