12/21(水)Meet Me のクリスマス・パーティー

2022年12月20日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note

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↑小さな劇場、小さなカフェだけれど、いつも人の気が充満している

昨日はその最高潮だった


昨日は3月から参加してきたシニア向け企画

"Meet Me"のクリスマス・パーティーだった。


当初は近所のパブJOB CENTERで開催する予定だったが、

1週間前に店側からキャンセルの通達があり、

プロデューサーのソフィーはげんなりしていた。


そう。英国では店側から一旦受けた予約をキャンセルされることが

ままあるのだ。日本では考えられん。


気を取り直して、

結局はいつもの稽古場で手作り開催することにした。

Albanyにはカフェがある。

そこに調理場もあるので、カフェのスタッフたちが

ヨークシャー・プティングだとかチキンのソテー、

ベジタリアンには焼きナス、人参のグラッセ、

ブロッコリーなどの和え物、じゃがいもを焼いてくれた。


昨日の出席率は極めて高く、日ごろ休みがちなシニアも沢山来ていた。

初めは、カフェスペースで合唱する。いつもアート製作に

取り組んでいるシニアたちがメインの聴衆。

そこに、カフェを利用するお客さん、クリスマス用のキッズプログラムに

訪れていた家族連れのお客さんたちも聴く側として自然に加わる。


いくつものクリスマスソングを歌ううち、

劇場事務所からもスタッフがみんな顔を出し、合唱を応援し始めた。


要するに、劇場建物に居合わせた人たちみんなが集まり、

振り付け付きで大合唱する格好になった。

唐さんの出身である長屋の家族的雰囲気が溢れ、かなり感動的な

光景だった。


それからいつものリハーサルルームに移り、みんなで食事。

みんな帽子をかぶって、クラッカーを鳴らして、

職員もボランティアスタッフもみんなで食べた。


それから、クリスマス恒例のくじ引きがあった。

続いてシニア側の幹事からボランティアスタッフたちへの

表彰があり、その中には自分も対象として入っていた。


エンテレキーアーツのスタッフで、これから産休に入るジャスミン、

それから自分は特に手厚くしてもらった自分が、順番にスピーチした。


ジャズミンは短めだったけれど、

自分にとってこれが本当に最終最後の機会だから、

日本語で挨拶する時のように時間をとって喋らせてもらった。

これまでのことを思い起こしながら込み上げてくるものが多すぎて、

御礼を伝えるのに必死で時間が経つのを忘れた。


英語についてずっと自信無く過ごしてきて、

今も大して上達しなかったという感慨の方が強い。

けれど、10分くらい、自分が英語で喋っていることを忘れて

話せるようにはなった。


そのあとはお開きとなり、一人一人と別れを惜しみつつ、

人生の先輩たちに「アツシはワイフとチルドレンを大事にしろ」と

繰り返し繰り返し言われながら彼らを見送った。


自分が一番の基礎としてきた企画が完全に終わった。


あとは明日、CEOのギャビンと総括的な話をして研修は終わる。

その後に御礼のメッセージを方々に書いて仕込んだら、Albanyはおしまい。

やること多し。もうひと越えだ。


プロデューサーのソフィーと。見た目通り終始優しかった。↓

ソフィーと事務所で_2212200.jpg


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