12/24(木)電車と唐さん②
2020年12月24日 Posted in 中野note
一昨日、久々にホームで電車を待っていて思い出したのですが、
唐さんはかくて20代の私に、電車を待つ時も決して油断しては
ならないことを教えて下さったことがあります。
曰く、線路からは慎重に距離をとり、両足は力強く踏ん張る。
これが唐さん流のスタイルです。こう言われてみると、
なるほど、唐さんは常にこれを実践していることが
わかってきました。
世の中には怖ろしい人間がいる。
そんな輩に、いつ背中を押され、
線路に転落させられるとも限らない。
だからこそ、いつでも身構えていなければならない。
私が唐さんと一緒に電車移動する機会はそう多くありませんが、
決して油断するな、そう唐さんは仰いました。
何日か前に書いたように、
唐さんはドトールコーヒーに集まるお客たちの懐に、
常にジャックナイフの気配を感じる人です。
若者たち一人一人の懐に危険を感じながら、
それでいて、その緊張感を存分に愉しむような人でもある。
大胆な行動で知られる唐さんの超慎重さを、
銀座線のホームで思い出しました。
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