12/24(金)米澤が本番中!

2021年12月25日 Posted in 中野note

米澤剛志が本番中です。

演劇ユニットnoyR(ノイル)のBeautiful Land 』という公演。

会場は若葉町ウォーフで、日程はこれ!

 

12/25()14時/19

12/26()14

 

初めはすぐに完売でしたが、現場入りして増席できたため、

数枚のチケットがあるそうです。

https://twitter.com/unitnoyR/status/1452996721206775814

 

 

ここ数年、米澤は多くのチャンスを求めて彷徨っています。

一つのきっかけは、2019年にやった名古屋造形大学のイベントで、

この時に佐藤信さんの演出を受けたのが大きかった。

そこから、20202月末に座・高円寺の芸場創造アカデミーの

公演『戦争戯曲集』に参加し、世界を拡げることができました。

そこでのつながりから、今年はダンスにも挑戦し、

明日はじまる舞台にもお声がかりを得ることができました。

 

普段、寡黙でボンヤリしている米澤は、

芸の探求だけは熱心で、フツフツとしたものを感じます。

『唐版 風の又三郎』で「教授」役に取り組みながら、

現場入り前夜、最後まで衣裳・小道具に工夫を凝らし続ける姿に

執念を感じました。

 

写真は、米澤の実家を訪ねて、卒業アルバムを見せてもらいながら

撮影をしました。米澤と私の実家は近く、同じ愛知県、

彼が豊田市で私は名古屋市です。

 

20173月、

私たちが藤沢市での野外劇『常陸坊海尊』に挑んでいる頃、

米澤のお母さんが亡くなってしまいました。

突然のことで、米澤は通し稽古をして、お母さんのもとに行き、

また稽古のために横浜に戻り、さらにお葬式のために豊田へ。

 

公演が終わると、私もお線香をあげに行かせてもらいました。

電車を乗り変えながら、当時は大学生の米澤が大変な思いをして

この景色の中を往復したことが想像せられ、口数の少ない米澤が

本気で役者をやっていきたいのだと察せられました。

 

ウォーフの舞台、私は明日の夜に観に行きます。

クリスマスなので、何か滋養のつくものをプレゼントしようと思います!


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