1/26(木)秘儀、ブレイク・ソサエティ

2023年1月26日 Posted in 中野note
IMG_9860.jpg
↑1ヶ月前にはブレイクゆかりのフェルパムに彼の行きつけを訪ね、
ランチを食べていた。自分でも信じがたい・・・


今朝は早起きをしました。
何しろ、午前4時半からのオンライン会議に参加したのです。
ザ・ブレイク・ソサエティの会合。
英国時間の19:30開始が、日本時間の翌日4:30開始でした。

ロンドンで発見した会員制教会コンサートに参加するために
ホームページづてに連絡をとったのが縁で入会したこの会合。
1年に一度の年次総会が行われたのです。

私にとって初めての参加が年次総会となりましたが、
これはなかなか興味深い体験でした。
まず、開会前はいかにも神秘的な、そうプラネタリウムにでもかかりそうな
音楽が鳴っていて、ブレイクの版画がスライドショーされている。

定時になり開会すると出席者のうちの何人かが顔を出すわけですが、
皆、一様におしゃれな部屋からのオンライン参加か、背景画像に
やはりブレイクの版画を使ったりしている。

年次総会なので決算報告などもありましたが、
総じて、参加者の一人であるオーストラリアの方が、彼の国での
ブレイク需要を発表したのを面白く聴きました。

英語は、あまり衰えを感じません。
というか、都営期間中の最後だってトップスピードで話されると
よく振り切られていたので、もともとが低空飛行だ、という意味で
違和感がないのです。わかることはわかる。わからんことはわからん。

ともあれ、こんな風にロンドンでの体験の後の愉しみに繋がるのは嬉しい。
いつか、唐さんの『吸血姫』の劇中歌について説明する日が来るかも知れません。
半世紀ちょっとまえの極東に、こんな影響がありましたよ、と。

参加人数はそう多くなく、20数名というところでした。
それだけに秘密の集まり感があって、それがスパイスになっていました。
題材が秘密めいていますし、スタイルが秘儀っぽい。
次回もよろこんで参加します。

トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)