1/29(月)写真展5日目&『鐵假面』立ち稽古
2024年1月29日 Posted in 中野note
↑初演時に流行っていた萬屋錦之介版のドラマ『子連れ狼』に唐さんが
インスパイアされて、現在は鷲見武くんが演じている「中年男」という
キャラクターが生まれました
きっと何人かのお客様がお越しになってくださっていると思いますが、
私たちがギャラリーの番を伏見さんにお任せして、
『鐵假面』の立ち稽古を若葉町WHRAFでやっています。
昨日のギャラリートークをしたことで、
今度の公演に期待してくださっている方々の表情を実際に見ることが
できました。浅草で公演してからの2年はイギリス滞在期間も相まって
特別な時間だったことに違いありませんが、自分にとっては、
ずっと続けてきた劇団活動が分断されてしまった時間でも
ありました。勝手をやっているのは自分なのですが、
一つ一つ、糸を結び直している、そういう感じがします。
立ち稽古はまだまだ序盤です。
物語の基礎である稲妻姉妹とタタミ屋の関係ができ始め、
乞食の群れはにぎやかにやっています。
紙芝居屋と中年男は苦労をしていますが、
それも、日常とはかけ離れた、現在の私たちでは想像しにくい
キャラクターを手に入れるために手続きととらえています。
両役を任せた佐藤昼寝くんと鷲見武くんとは時間を尽くし、
一緒になって確信を得た役柄と所作とせりふを獲得していくつもりです。
かたやハンディラボでは、齋藤が一人で作業を続けています。
一回、座組のみんなでお食事会をして、温かいものを食べたい。
そんな気持ちがもたげています。1幕稽古中に。どこかで!
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