1/3(火)時は動きだす

2023年1月 3日 Posted in 中野note
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↑日本人留学生のKordy.M(牧野)くんが撮影してくれました。

現代社会。
たった一日の間にかなりの距離を移動できるものだ実感しています。

現在、羽田空港に着いて二日半が経ちましたが、つい先日まで
歩いていたあの石畳の道、自分を取り囲んでいた石造りの建物の数々、
あれは何だったんだろうと思わずにはいられません。

特に帰国前日はロンドンからドーバー海峡に向かって2時間ほど行ったところに
あるケント州にいたものだから、ギャップが凄まじい。
本当に遠くまで行っていたものだとつくづく思います。

飛行機に乗っていたのは13時間半。
到着時の検疫に関するチェックもさほど気にならないものでした
日本に着きしな、羽田に車で迎えに来てくれた椎野と何ヶ所か回り、
お土産を配って回ってから帰宅しました。

実家から来てくれていた家族が子どもを遊ばせてくれていた公園で
彼らに再会したら、とたんに逃げました。恥ずかしがるようになった分、
子どもたちの成長が感じられました。

家に帰ると、自分のいない物の配置や生活リズムがそこにはあり、
あれから二日、服とか、歯ブラシとか、少しずつ自分も含めた暮らしが
家の中に復活してきています。

感動的だったのはいつも使っていた腕時計を、11か月ぶりにはめたことです。
この時計は装着していることで発生するエネルギーで動くので、
まさに時が動きはじめた感じがしました。

この時計は自分には高級品、大切な貰いものです。
日本でメンテナンスを重ねながらずっと使ってきましたが、
治安の悪いロンドンで不幸な目に遭っては大変と置いていったものでした。

1月2-3日と休んで家の中を整理し、だいぶ日本での生活の誤差も埋まりました。
明日1月4日から仕事をし始めます。ずっと夏休みみたいな状態だったので、
そもそも休養は充分なのです。

一方で、自分がいなくなったグリニッジ、
研修先のThe Albany周辺の街が今日も正常に機能していること、
それが不思議でなりません。
至る所に壮麗な教会建築があり、異人種が行き来する景色が夢のようです。

1か月に1回はZoom会議しようとミミと約束しました。
その時に、英語が聞き取れ、ある程度しゃべることができる状態にしなければ
なりません。今後の日本生活に加わった、新たな課題です。


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