1/5(木)メンテナンスという贅沢
↑靴と靴墨
仕事が始まったとはいえ、いまだペースはゆっくり。
まだ休みを続けている人もいるし、本格始動は来週からという
雰囲気なので、幸い、自分ごとに時間が使えます。
朝はゆっくりで良かったので、ネットで取り寄せた靴墨を使って
革靴をキレイにしました。この革靴はイギリスに持って行ったもの。
普段はスニーカーで動きましたが、少しフォーマルな場所に出向く時
これを履いて出かけました。
グラインドボーン音楽、ジェントルマンズクラブ、
クリスマスにテンプルホールというサロンで行われた
サラ・コノリーのコンサートにもこれを履いて行きました。
ダイアンの誕生日に出かけた時も、洗練された彼女に合わせて
身綺麗にした方が良いと思い、これを履きました。
が、合計10回ちょっと利用したにも関わらず、
一度もメンテナンスをしませんでした。
泥がついたのを拭き取るくらいのことはしましたが、
こうして汚れをとり、靴墨を塗って色を濃くし、光沢を出す作業は
できなかった。向こうでは、道具の調達が面倒すれば無駄が出るし、
高価でもありました。
こうして日本に帰ってきて、一緒に歩いた土地を思い出しながら
靴を磨くのは愉しい。この靴墨は簡単に塗れて値段も安く、
かなりキレイになります。なかなか贅沢な気分に浸らせてくれます。
新しいものを買うよりもさらに贅沢な感じです。
オレも大人になった。そういう満足があります。
そういえば、初めて畳の張り替えをやった時、
あれもかなり爽快で、やはり贅沢な感じがしました。
同じくメンテナンスの贅沢です。
今の家のもかなり陽に焼けてきたし、あれをまたやりたい。
が、下の子がもう少し落ち着いてからの方が良い気もする。
唐ゼミ☆としても畳屋さんにはずっと助けられてきました。
テント演劇をやる際、よく要らないゴザをもらってきたのです。
さらに、今年に上演すると決めた『鐵假面』の主人公は「タタミ屋」
という設定で、キャラクター名もズバリ「タタミ屋」。
ならば、やっぱり春になったらやろうと思います。
主人公の職業について身近に観察する機会になるはずです。
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