1/5(木)メンテナンスという贅沢

2023年1月 5日 Posted in 中野note

靴と靴zyみ.jpg

↑靴と靴墨


仕事が始まったとはいえ、いまだペースはゆっくり。

まだ休みを続けている人もいるし、本格始動は来週からという

雰囲気なので、幸い、自分ごとに時間が使えます。


朝はゆっくりで良かったので、ネットで取り寄せた靴墨を使って

革靴をキレイにしました。この革靴はイギリスに持って行ったもの。

普段はスニーカーで動きましたが、少しフォーマルな場所に出向く時

これを履いて出かけました。


グラインドボーン音楽、ジェントルマンズクラブ、

クリスマスにテンプルホールというサロンで行われた

サラ・コノリーのコンサートにもこれを履いて行きました。

ダイアンの誕生日に出かけた時も、洗練された彼女に合わせて

身綺麗にした方が良いと思い、これを履きました。


が、合計10回ちょっと利用したにも関わらず、

一度もメンテナンスをしませんでした。

泥がついたのを拭き取るくらいのことはしましたが、

こうして汚れをとり、靴墨を塗って色を濃くし、光沢を出す作業は

できなかった。向こうでは、道具の調達が面倒すれば無駄が出るし、

高価でもありました。


こうして日本に帰ってきて、一緒に歩いた土地を思い出しながら

靴を磨くのは愉しい。この靴墨は簡単に塗れて値段も安く、

かなりキレイになります。なかなか贅沢な気分に浸らせてくれます。


新しいものを買うよりもさらに贅沢な感じです。

オレも大人になった。そういう満足があります。


そういえば、初めて畳の張り替えをやった時、

あれもかなり爽快で、やはり贅沢な感じがしました。

同じくメンテナンスの贅沢です。


今の家のもかなり陽に焼けてきたし、あれをまたやりたい。

が、下の子がもう少し落ち着いてからの方が良い気もする。


唐ゼミ☆としても畳屋さんにはずっと助けられてきました。

テント演劇をやる際、よく要らないゴザをもらってきたのです。

さらに、今年に上演すると決めた『鐵假面』の主人公は「タタミ屋」

という設定で、キャラクター名もズバリ「タタミ屋」。

ならば、やっぱり春になったらやろうと思います。


主人公の職業について身近に観察する機会になるはずです。


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