2/15(水)絵のある生活

2023年2月15日 Posted in 中野note
リエさんと自分と絵_230211.jpg
↑肝心なところが反射してしまっていますが、
こうして人生初の絵画購入が成りました。我ながら大人の買い物


昨日、23:30頃に帰宅すると、すでに家族は寝ていました。
が、テーブルに書き置き。「なにかあるかもね」と息子の字で
書いてありました。

振り返ると、恐竜のフィギュアが逆さ吊りになっている。
風呂に入れば、なぜか風船が壁伝いに逆さ吊りになっている。
彼なりに私の誕生日を祝ってくれたようでした。大笑いしました。

今日の現場入りは13:00。
テツヤさん率いるスタッフ陣は朝から本多劇場に入って仕込みを
していましたが、昼過ぎに行けば良い日程でした。

そこで、朝は県民ホールの会議に出て、
それからケッチさんを黄金町近くのホテルに迎えに行き、
一緒に下北沢を目指しました。

国際性と場数において百戦錬磨のケッチさんの発する言葉は
さまざまな教えに満ちており、稽古以外ではめっぽう面白く
おしゃべりします。

例えば「子どもはバカな大人に物を教えるのが大好き」。
なるほど、これは至言だと思いました。
公演を見にきてもらえばわかりますが、そうした言葉通りに
ケッチさんは動き、子どもの力を引き出すのです。

午後に現場入りしてからは、明かり合わせをし、
かたやケッチさんとは決め切れていなかった場面を
確信が持てるまでに煮詰めて、場当たりに備えました。

夕方から始まった場当たりは時間切れで最後までいくことは
できなかったけれど、どこをどう改善し、残りの作業をどう
潰せば公演が完成するのか、道筋が立ちました。

それからテツヤさんと食事をし、明日に必要なものを
車に積み込んで別れ、そうして帰宅したところです。

今年は、娘と自分の誕生日に絵を買いました。
『オオカミだ!』のイラストを担当してくれた井上リエさんから
一点、購入させてもらったのです。人生で初めて絵を買いました。

ロンドンのダイアンの家で暮らして、絵のある生活は良いものだと
知りました。うちには大暴れする子どもたちがいて、あんな完成度
には程遠いけれど、ともあれ、少し雰囲気が潤っています。

段取りの整理や音響をブラッシュアップしながら、明日に備えます。

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