2/19(土)ひとあし先に飲み会

2022年2月19日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note
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昨日、芸術文化財団の上司の一人とLINEする機会があった。
やりとりのついでに語学学校での授業中の写真を送ったら、
誰もマスクをしていない、と驚かれた。

そうだ!
マスクするのを、こちらの人たちの雰囲気に押されて忘れかけている。
と言うくらいに、英国ではコロナのことを皆が気にしていないように
感じる。すでに国民の4分の1以上が感染しているイギリス。
無自覚無症状の数を合わせれば、さらに多くの人が罹患している
だろうから、集団免疫をすでに獲得しているのかも知れないけれど。

Albanyでは金曜に夜に、皆で連れ立ってパブに行った。
写真の様子は、広い広いパブの中で自分たちの陣地を確保するやり方。
劇場のロゴの入った風船を膨らませて、各テーブルに置き、
確保完了です。これはなかなか洒落ていて良い方法だと感心した。

劇場から近く、広くて安いこのお店が皆の溜まり場。
ボックスオフィスとエントランス管理のスタッフも、
総務担当も、各プロデューサーも、テクニカルスタッフも、
時間に余裕のある人がそれぞれに集まっていて、盛り上がる。
劇場が一つのチームであることを感じさせる数時間。

そしてまた、家庭や用事や疲労のある人から、
気づけば五月雨に抜けていく。これも自由な雰囲気で、良い光景。
自分は£2のジンジャーエールをカッコ良いグラスに入れてもらい
ずっと飲んでいる。英語はよく分からないけれど、こういう場だと
相手の言うことが理解できるから不思議だ。
各人の名前は、自分のノートにスペルを教えてもらい、覚えている。

あと、この二日間は、ロンドン名物の嵐だった。
とにかく風が強い。学校でも劇場でも、明日は気をつけてと言われ
何のことかと思っていたが、こういうことか。
実際に強風がやまない。

小雨もパラついているが、これがイギリス人が傘をささない
大きな理由なのだそう。この点に関しては、自分は断固スーパーで買った
折り畳み傘をさして、濡れないようにしている。

風邪ひいてなるものか。せっかくイギリスでの貴重な時間が
部屋で伏せっていたら台無しだ。マスクも、都心に出る時はしないと。
そう思って強力なやつをカバンに忍ばせている。

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