2/20(木)開講!「芝居の大学 2019年度」

2020年2月21日 Posted in 中野note
芝居の大学2_20200216.jpg
来週の月曜日、2/24(祝月)から、
私がここ数年、案内人をやっている神奈川芸術劇場と横浜国大の
連携講座「芝居の大学」が始まります。
いずれも、17-20時に神奈川芸術劇場での開催です。

2016-2018年度の第1期は、舞台芸術におけるレジェンドをお迎えして
お話を伺いました。
中根公夫(蜷川幸雄を商業演劇と世界にデビューさせたプロデューサー)
遠藤啄郎(横浜ボートシアターを率いて仮面劇・影絵芝居を世界で展開)
佐藤信(60年代演劇の旗手にして、10館を超える劇場の仕掛け人)
吉井澄雄(劇団四季創立メンバー、舞台照明・劇場設計の生ける伝説)
白井晃(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)
安藤洋子(ザ・フォーサイス・カンパニー出身の世界的ダンサー)
清水宏(世界の国々を笑わせる日本スタンダップコメディ協会会長)

ざっとこんな感じです。

そこで、第2期(2019-2021)は次のようなテーマを掲げました。
「移動型公共劇場はいかにして可能か」

私はこれまで、テント演劇やトラック演劇、野外劇に取り組み、
ここ3年は神奈川芸術劇場でも働いてもいます。
劇場でのミッションは、県内の文化施設や創作家と共同作業をすること。
イベントやワークショップに、シニアや子ども、障がい者など、
あらゆる人を巻き込んで一緒に作品を創ること、です。

ですから、これまでやってきたことを掛け合わせると、
「移動型公共劇場はいかにして可能か」になるわけです。

横浜国大の先生であり建築家の藤原徹平さんに協力して頂いて、
今後は、カッコ良くて、適切な人数が収容できて、移動がなるべく簡単で、
長く使えて、予算が法外にかかり過ぎないで、法律的にもオッケーで、
各地の人がうきうきする移動型の仮設劇場を構想します。

劇場や舞台を「出前」する仕組みを、講座をやりながら考えます。
誰でも参加できますから、興味があったら申し込んでください。

2/24(祝月)は近畿大学から梅山いつき先生が来て、
ここ半世紀に日本で活躍した仮設劇場について、紹介してくださいます。

おまけの写真は、2014〜2015に私がハマっていた野外演劇の様子です。
これはもう、ひたすら真剣に遊び倒しました。

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2014年にトラックを使ってやった『木馬の鼻』。唐さん書下ろし作品。

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2015年にやった野外演劇『青頭巾』。テキ屋の物語でした。


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