2/3(木)受けと攻め
2022年2月 3日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note
↑ピカデリー・シアターにて。偉大なり、中根公夫!
どうやら昨日に椎野に来たメールは、一度目の間違ったフォーム入力が
原因だったことがわかってきた。ということで、割と自由らしい。
一方で、相変わらず生活基盤が整ったとは言い難いので、
自分が何を不安に思っているか、書き出して整理してみた。
①2/14(月)以降の住居が決まっていない
②デビットカードでお金をおろせることを確認していない
③語学学校のオリエンテーションの日時変更が必要(2/7実施の予定)
④語学学校への道を確認しておかなければならない
⑤コインランドリーの位置を含む、洗濯の仕方がわからない
⑥グリニッジにいるのに以外と忙しく、天文台に行っていない
以上である。
①については、ネットで物色しつつ、2/7のミミさんとの接触を待った方が
良さそうだ。交通や治安についての助言がいる。だから一旦放っておく。
②昨夜、スーパーの前にATMらしきものがあったが、英語に自信がないので
ぜひ他に利用者がいない時にトライしたい。しかも、そのATMの前には、
物乞いの女性が陣取っていて、話しかけてきたり、お祈りの言葉を始終
ブツブツやっているのだ。あれは怖い。
③これはメールを打ち、返事待ち。
④散歩がてら解決しよう。
⑤友人のYさんにLINE電話したら、風呂で石鹸で洗えとアドバイスを受けた。
合理的だ。とりあえずホテルのシャワーとボティソープでゴシゴシやる。
イギリスは乾燥しており、乾くのが早そう。
⑥ ④とともに早々に行くべし。
・・・というように、まだまだ生活基盤が整っているとは言い難いが、
こんな「受け」にばかり終始していると気がふさぐので、ここは一度
セントラルを攻めてみることにした。
初日は何しろ余裕が無かったし、日没しかけのロンドンを移動した。
が、今日は荷物も軽いし、余裕がある。外の景色を見ながら、目に入る
文字を片っぱしから電子辞書に入力しながら都心部を目指す。
果たして、Forylesという本屋に行って品揃えを見る。
舞台については照明やメイクの本まで充実しており、
DVDやCDのコーナーもあった。Jordi SavallのCDが潤沢で安い。
日本語の本のコーナーもあったが、520円の新潮文庫に13ポンドの
シールが貼ってあった。暴利を感じる。
『ハリー・ポッター』のパレス・シアターを通り、
ラーメン一風堂を発見しながら、ロイヤル・オペラ・ハウスを確認。
ラインナップを観て、今日がヘンデルの『Theodora』初日だと知る。
日本では希少かつ来日公演も乏しいバロック・オペラを観るのも
今回の目標の一つ。今日は夕方にZoom会議なので出直そうと誓う。
ピカデリー・サーカスにも行ってみた。
中根公夫さんが1990年代に格闘したピカデリー・シアターを見る。
中根さんはここで清水邦夫さんの『Tango at the end of Winter』
ロングランを行い、チケット会社の倒産という憂き目と闘ったのだ。
中根さんの挑戦の大きさを、改めて実感する。
他にも目に飛び込んでくるものはいくつもあったが、
会議に備えて余裕を持って引き上げる。Greenwich st.直前の車中で
電車の不具合があり、途中の駅で降ろされたりした。
日本では人身事故だが、こちらでは車両の不具合・・・。
いずれにせよ、慣れないうちは関わる人たちの信頼を得るために
余裕を持って行動しよう。ホテルに戻ってミミさんとZoomで話したら、
安心して急激に眠くなった。
時差ボケと食糧難、初めての街や英語での会話......
どれが決定打なのか自分でも分からないけれど、無意識な消耗を感じる。
一方、ロイヤル・オペラをきっかけに観劇の計画を練り始めたが、
豪華プログラムが、しかも安い。
チケットの予約入力に不安があるし突発的な予定が入る可能性があるので、
しばらく当日券で飛び込んでみよう。Covid-19の影響で空席は多そうだ。
攻防一体の一日。
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