2/4(金)徐々に慣れつつある
2022年2月 4日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note
↑グリニッジの王立天文台
睡眠時間が夜にまとまらないために、常に軽い頭痛。
しかし、早朝に起きて『秘密の花園』にあたり、英語の勉強もする。
『秘密の花園』は1幕の終わりに差し掛かり、大学一年の秋に観た
紅テントでの上演から、堀本さんや飯塚さんの声が聴こえてくる。
堀本能礼さんは唐組を辞めた後、
オルガンヴィトーの『黄金バット』に出演されているのを拝見した。
飛んだり跳ねたり、体当たりの演技で、あの美声が健在だったし、
あの公演には飯塚燈子さんも出ていた。
自然と色々な記憶が蘇るペアだった。
その後、堀本さんは2017年に46歳で亡くなってしまった。
自分が唐さんに親しく教わるようになっていったのが2001年頃、
丁度その頃に退団された堀本さんとのやりとりは殆ど無かったけれど、
唐十郎ゼミナール一期生の先輩たちは、音響操作の助っ人として
関わったはずだ。
『24時53分「塔の下」行きは竹早町の駄菓子屋の前で待っている』の
上演に、おそらく唐さんに請われてやってきていた。
音の強弱によって身をくねらせながらオペレーションする堀本さん。
演じるような、ダイナミックな仕草が狭い客席の隅で光っていた。
それらを終えたら、近所の中華街で坦々麺(想像と別モノだったけど)を
食べて、週明けから通う語学学校の場所を確認しに行った。
道すがら、国立海事博物館やクイーンズハウスを見かけたので、
帰りに寄ってみた。皆、無料で入れる。満喫した後、天文台にも行く。
帰りには、スーパーでオレンジジュースや水(最重要!)、
寒いのでカップスープの素を探して買った。
これで部屋で温かいものを体に入れることができる。
辛ラーメンのカップ版も見つけたが、お箸がないので見送った。
さらに、スーパーの外のATMに、利用者も物乞いもいない場所を発見。
これはと思い、何度かのトライの後についにお金をおろすことに
成功した。やれやれ。徐々に生活に慣れてきた。
と、思った矢先、
送られてきたエージェントによる生活の手引きには、
野外のATMは危険だから使うなと書いてある。
背中にリュックを背負って歩くのも、
音楽を聴きながら移動するもの避けるべし、とある。
どれくらい真剣に受け止めれば良いのだろうか悩みつつ、
バスの乗り方などは参考になった。
週明けには、ミミさんはじめThe Albanyの人たちに会える。
今は何を危険に思い、何に安心したら良いか掴めず疑心暗鬼だが、
彼らに会えば、ある程度ここでの常識や習慣がわかる。
オススメの店や買い物先も教えてくれるという。
歓迎会的にレストランに連れて行ってもくれるそうだ。
今日は身辺整理に終始したので、そろそろ初めて観劇に行きたい。
↓まいばすけっと的スーパー「セインズベリー」左端にATMがある
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