2/5(月)杉田劇場に溢れたカオスの心地よさよ

2024年2月 5日 Posted in 中野note
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↑ピアノの傍でベストを着て立っているのが山下洋輔さん。その演奏で
みんなが舞台に上がり、踊りました

昨夜は本読みワークショップでした。
それで、いつもなら今日はレポートの日なのですが、
昨日のお昼から夕方の体験が強烈だったので、
先にこちらを書きます。

横浜市磯子区の杉田劇場は私が特に親しくしているホールのひとつです。

ここには、中村牧さんという名物館長がいて、
地域貢献をよくし、シニアやお子さんや障がいを持つ人にも優しい
劇場とはどんなところかを常に実践しています。

自分が5年ほど前から関わっている
ドリームエナジープロジェクトの主な発表の場としても、
杉田劇場はいつも支えになってださっています。

昨日はこの杉田劇場で、「ニコニコ冬まつりライブ」という
イベントが行われました。平和なネーミングの催しですが、
なかなか侮れないどころか、異様な盛り上がりでした。

土日で2日連続で行われたライブ、日曜はダンス編ということで、
山海塾の一員でもある松岡大さんが小田原で展開してする
スクランブル・ダンスプロジェクト、肉態表現家の戸松美貴博さんと
ジャズ・ピアニストの山下洋輔さんによる肉態即興DUOが出演。

その間に、自分の参加するドリプロが出演し、
AYAKO先生の新作パフォーマンス『2月のおもい 2月のきおく』を
発表し、自分も出演してきました。

終盤の大団円は特にすさまじく、戸松さんの煽りで会場は総立ち、
誰も彼もがステージに上がりたい放題で、山下洋輔さんのピアノに
乗せられて全員が踊り狂うというカオスに突入しました。

最近の体調不良が嘘のように吹き飛んでしまう威力がありました。
久々に自由の風が会場内に充満するのを感じました。

胸のすくような思いをして、本読みWS目掛けて会場を後にしましたが、
かつて『ジョン・シルバー』や『腰巻お仙 義理人情』唐さんと共演した
山下洋輔さんに接することができたのは大きな収穫でした。

そして、やはりそれ以上に、最後にあらわれた狂騒の10分間は
今思い出しても稀有な体験でした。

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