2/9(木)ドリプロもやっていた
2023年2月10日 Posted in 中野note
↑遡ること前回の日曜日。ドリームエナジープロジェクトが出演する公演に、
即興ダンスの応援に行ってきた。
やってみて、今、ものすごく苦しい。
一応、書いてきた台本通りにはすでに流れを組んだのですが、
なにかこう、ケッチさんとSATACOさんの肉体から、
稽古場からでしか生み出すことの出来なさそうな、
とても大切なものが決定的に出そうで、まだかたちになっていない。
いわゆる産みの苦しみというやつなんですが、それを味わっています。
フィジカルシアター、パントマイム、サイレントコメディ・・・
呼び名は色々あれど、自分にとって初めての経験だし、
稽古初日に、ケッチさんと会うのがやっと2回目という状況の中で、
残る稽古場での稽古はあと三日間のみ。
異常にヒリヒリしています。眠れん!
こうしてゼミログを書いている間にも、
アイディアが湧いては中断してメモを取り、それが実現可能か、
どれほど面白いものになるか、考えながらゼミログ文章を書いています。
同時に、明日は雪が降るのだろうか。そうすると、やはり車は危ない。
稽古場にどんな風に行こうか。などと、垂れ流しの思考が身をもたげたりします。
それどころか、こういう時に限って過剰な雑念が溢れ出てくる。
今回のショーでは「紙芝居」が重要な役割を果たすのですが、
それは唐さんの影響からかも知れないな、と思います。
唐十郎作品には『黄金バット〜幻想教師出現〜』や『紙芝居の絵の町で』
という台本もあり、唐さんが幼少期に興奮した紙芝居の影響が如実です。
時代を下って、確か『ちびまる子ちゃん』にも紙芝居屋の描写が出てくる。
いずれも、学校帰りの小学生たちを狙って、飴やたこせんを売って
紙芝居を見せるという、あの商売が描かれます。
さすがに自分が子どもの時には、あの紙芝居屋さんはいなくて、
大学生になってから行ったラーメン博物館で遭遇するのみだったのですが、
保育園の先生がやってくれたし、今、息子と娘も、地区センターで借りてくる
紙芝居を椎野が家でやってあげると、かなり楽しんで聞いています。
・・・と書きながら、うん、やはり紙芝居だ!などとアイディアをまとめています。
稽古中の現在の私の頭の中はこんな感じ。
そうだ!
リラックスした時に考えがまとまる、とも聞きますので、違うことも考えます。
先日の日曜日は、久々にドリームエナジープロジェクトの皆さんのサポートを
しました。杉田劇場で行われる公演に、ドリプロが出演者のひと組として出演、
即興ダンスを披露したので、短い舞台稽古から立ち会いました。
だから、冒頭の写真は終演後に上手くいってホッとしている時のもの。
おお!良いアイディア出てきた! 明日の稽古、いけるかも知れん!!!
一気に作品がまとまるかも! ・・・という具合に、千々に乱れた考えを
やっとまとめながら、現在も準備しています。
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