3/15(月)謎めいた隣人
2021年3月15日 Posted in 中野note
明日(3/16)は2020年度「芝居の大学」の最終回です。
ゲストは Handi House Project の坂田裕貴さん。
異端の建築家集団を率いる代表であり、
私たち唐ゼミ☆が間借りしている倉庫&事務所の大家さんでもあります。
唐ゼミ☆が長く居ついた横浜国大を撤退し、
唐ゼミ☆が長く居ついた横浜国大を撤退し、
現在の拠点である Handi Labo に移ってきてから丸2年が経とうとしています。
思えば、大学を立ち退かなければならないことが決まりながらも
行き先の決まらなかった半年は、ずっと憂鬱でした、
当時もKAATの仕事で神奈川県内をウロウロしていましたので、
いっそ町村部に倉庫を借りようかとも思いました。
とはいえ、けっこう家賃は高いのです。それに往復で2時間以上もかかる。
時間もそうですが、通う交通費だってバカにならない。
ちょっと音響機材や衣裳を取りに行く。
これができなくなってしまうのも難点でした。
当時は、倉庫やガレージ、空き地を見るたび、
どうしてこれが誰かのもので、オレのものじゃないんだろう、と。
そんなことばかり考えていました。
そこへ、引越し期限まで約1ヶ月と迫った時に、
細い縁をたどってこの場所にたどり着いたのです。
あれから2年。
当初は慣れなかった鶴見区駒丘までの距離も今ではすっかり馴染み、
スペースをシェアする人たちに顔見知りが増えて、
特にコロナ禍になってからは、ここに入り浸っています。
ああ、自分たちの場所だ。そういう実感が湧くようになりました。
そして坂田さんは、いつもHandi Labo にいる親しき隣人になった。
しかし、いまだ坂田さんは謎めいた人でもあります。
これまで、どういう経緯で Handi House Project が立ち上がったのか、
現在はどんな業態で活動しているのか、構えて訊いたことがありませんでした。
廃材を利用したオブジェづくり、
子ども向け日曜大工のワークショップ、
海外の会社から取り寄せている日本ではまだ新しい塗料の代理店業など、
坂田さんの断片的な事業に触れたことはありつつも、
"この人は何者なんだろう?"という根本的な疑問がいつもあります。
それらがついに明日、解かれることに。
今日は明日の講座に向けて、事前の打ち合わせを行いました。
つい話し込んでしまって、4時間以上しゃべり続けました。
どれもこれも、面白いネタばかり。と同時に、かなり反骨の人でもあるようです。
明日は大いに語ってもらい、
今後に私たち唐ゼミ☆と共同作業ができないか、
そんなことも探りたいと思います。
今から申し込んで頂いても、講座を受けることができます。
無料の、オンラインの講座です。良かったらぜひ!
https://www.kaat.jp/d/shibaino_daigaku202102
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