3/16(月)あの店を発見!
2020年3月17日 Posted in 中野note
言わずと知れた『腰巻お仙 忘却篇』のポスターです。
ポスター・ビジュアルに注力し続けた状況劇場の旗印の中でも
傑作中の傑作、デザインを出掛けた横尾忠則さんの代表作ともされる
このポスター。
ちなみに、この演目、初演は1965年ですから、
日本に新幹線が誕生した1964年の東京オリンピックから一年足らずで、
デザインに盛り込んだことになります。
あと、これにまつわるトリビアとしては、
当時、大活躍中だった麿赤兒さん(その頃は赤児)は、
その後のイメージもあり、
つい背中を見せているシルクハットの男と思われがちなのですが、
実は、こっち向いている痩せて唇の赤い青年が麿さんだそうです。
ところで、
今日、他人の買い物に付き合って、
普段は行かないアメ横に久しぶりに足を踏み入れました。
そこで、偶然にも、あのお店を発見したのです!
そう。喫茶店「丘」です。
このポスター右下に印象深いフォントで広告掲載している「丘」は
いまだに営業中だったのです。
興奮のあまり撮った、やや別角度↓
月曜定休につき、入店は叶いませんでしたが、今度、行ってみましょう。
月曜を除く平日は10:00〜17:30
土日は10:00〜17:00
に営業されているそうです。
唐さんの実家は上野ですし、
状況劇場のスタートは唐さんの自宅を集合場所にしていたわけですから、
きっと、よく出入りしてたからこその広告掲載だったのだろうと
想像しています。
まだまだ無名だった唐さんに力を貸したこの店、
買い物に付き合って上野・御徒町に行った甲斐がありました!
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