3/2(木)まるで温泉のような

2023年3月 2日 Posted in 中野note
カッパ様と自分_230301.jpg
↑工房カプカプの前で。亡くなったミオさんを偲ぶ河童様像の前で

昨日は横浜市旭区にあるカプカプ光ヶ丘でのワークショップでした。
私の会社、センターフィールドカンパニー合同会社が主催して行っている
福祉×舞台芸術の担い手養成講座です。

カプカプ光ヶ丘で長年にわたりワークショップを継続してきた
新井英夫さん率いる一座と、カプカプ光ヶ丘に通所するメンバーが講師になり、
これから福祉×舞台芸術の取り組みを各地で実践していこうとしている
受講生を鍛え上げるために行ってきました。

カプカプ光ヶ丘の鈴木励滋さんから「こんなのやりたいんだけど・・・」
と相談を受けたのはロンドン滞在中でしたが、椎野や津内口が活躍し、
自分の不在中でも助成金をとって道をつけてくれました。

集まった受講生たちは、業界のレジェンドである新井さんの奥義を
見ようと集まってきた、これまた腕に覚えのある面々、これからの業界を
背負って立つだろう有望なルーキーたちです。

神奈川県でこういった仕事を始めて以来、
自分はまだ5年ちょっとなので、かえって主催者の自分が、
各地で行われてきた皆さんの活躍を知る機会にもなっています。
休憩時間にはそんな話を聞いたりして充実しています。

またこの事業は、カプカプーズ、
つまりカプカプで働いている障害を持つメンバーを講師としてお迎え
しているのも大きなポイントです。
些少ですが、講師料をお支払いしています。

人にものを教えて対価を得る、
少ない金額しか出せなくて心苦しくもありますが、
それが地震とよろこびになるのだと言われて、嬉しくなりました。

昨日は、このワークショップ以外には仕事を入れず、
それだけを考えて過ごしました。いつも複数の場所を移動しながら
働いているので、これも実に嬉しいことです。

新井さん一座とカプカプーズによる巧みなワークショップを見守り、
メモをとりつつ、ジャージ姿でストレッチしながら一日を過ごしました。
流れている時間そのものが、普段の自分を取り巻くものとは
ものすごく違っています。

新井さんは、温泉に浸かりにきたようなものだと言っていました
できれば、まだ助成金をとって継続していきたい事業です。

今年度最後の回は、3/30に開催されます。

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