3/20(月)水戸に行ってきた① 巨大バッタの実験
2023年3月20日 Posted in 中野note
↑初期唐ゼミ☆メンバーを含め、バッタを通じて多くの人と知り合って
きました。今回もまた新たな人たちに支えられました
水戸芸術館で巨大バッタのバルーンを設置するためです。
バッタ自体が表に出るのは2014年以来9年ぶり。
作品を収蔵している水戸芸術館での設営は・・・、
ちょっと思い出せません。
今回は久しぶりのテストということで、
スタッフ募集以外は広報もせず、あれが今も設置できるかどうか実験し、
各機械が正常に稼働し、摩耗や汚れの修復可能性について調べるために
巨大バッタを出したのです。
土曜の深夜に水戸に付き、日曜の朝から作業スタート。
10名を超えるボランティアの皆さんと、プロの業者さん、
水戸芸術館のスタッフ、室井先生とバッタをつくった椿昇さんと
協力して、昼過ぎにはバッタを膨らませることができました。
唐ゼミ☆メンバーの齋藤がいれば、バッタに空気を送り込むための
扇風機(ブロアー)の付け方や、安全性や姿勢のカッコよさを
確保するためのロープワークがスムーズにいったはずです。
今回は自分だけで行ったので少し思い出すのに時間がかかりましたが、
それでも、確かに膨らみました。
初期の頃より明らかに張りが弱くブヨブヨしていますし、
ところどころ汚れのひどい箇所もあり、そういう部分を今後どうしたら
良いか、調査しながらの設置でした。
内部に入って、積年溜まったゴミを掃除機を持ち込んで掃除しました。
養生テープや砂利、草など、ずっと前にバッタに入ったきり
一緒に収蔵庫の中に入っていたものが吐き出されました。
水戸芸術館では、秋に本格的な展示をしようと計画しているそうです。
今回とったデータがひとつひとつ検討され、もっと立派に展示できるべく
学芸員の皆さん動いてくださるそうです。
何より、今回、久々にバッタを出すことで、
設置のためのノウハウが参加した人たちにシェアされたのが大きい。
あれは小学生でも理解できるすごく単純な仕組みで動いていますが、
とにかく作業に人数が必要なために頻繁に出すわけにはいきません。
出さなければ、みんなやり方を忘れてしまいます。
それが、伝授されたことを喜んでいます。
学生時代に一緒だったメンバー、過去に水戸に来た時に知り合った
人たちとの再会がたくさんありました。
以前は一軒家のレジデンスでみんなで雑魚寝していましたが、
今回はキレイなホテルに泊めてもらい、豪華な朝食付き。
月日が経ったことに感動もしました。
水戸への移動自体も、一人で自家用車を駆ってスイスイ。
秋の本格展示は、唐ゼミ☆の動きや神奈川県民ホールの仕事次第ですが
もちろんできる限り駆けつけたいと思っています。
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