3/24(金)駄菓子屋讃歌

2023年3月24日 Posted in 中野note
ヴィルトゥ・サトウ.jpg
↑外装、照明が洗練された現代の駄菓子屋「ヴィルトゥ・サトウ」
横浜の片倉町、TSUTAYAやとんぱた亭の近くにあります

最近、駄菓子屋に行きました。
人生で最後に駄菓子屋に行ったのはいつかは思い出せませんが、
中学生の時以来だと思います。

ここは、『オオカミだ!』公演を一緒につくった
プロデューサー・テツヤの奥さんがやっているお店で、
横浜市の片倉町にある駄菓子屋です。
名前は「Virtu Sato(ヴィルトゥ・サトウ)」と駄菓子屋らしからぬ
カッコよさですが、コンペイトウ10円からの買い物が出来ました。
確かに駄菓子屋です。

自分が「駄菓子屋」を発見したのは、
あれは小学校二年の時だったと記憶しています。

一年生の遠足の時、自分はまだ駄菓子屋を知りませんでした。
だから、上限200円と設定されたおやつ代を二品で使ってしまった
のです。ところが、友人に連れられて駄菓子屋を始めて訪ねた時、
"革命"が起きました。何しろ、200円もあれば延々と買い物が
できるのです。ヨーグルトとか、五円チョコとか、
カゴに山盛り選んで買えるようになりました。
メンコも買った覚えがあります。

「ヴィルトゥ・サトウ」では、娘は10円のコンペイトウを二つ買い、
息子は60円のシャボン玉製造機を買いました。
4月に小学生になる息子はすでに世の中の道理を理解し始めており、
これまで知っていた100円均一を凌ぐリーズナブルな買い物に
甚く感動していました。自分が駄菓子屋を発見した時と同じ、
「オレの持ち金でしこたま買い物ができる!」というあの喜びです。

韓国やベトナムに行った時、これだけ食べてこの安さ!
と感動した感覚まで思い出しました。ロンドンは高すぎましたが。

一個10円のコンペイトウの商売の中で、
原材料費、製造料金、輸送料金、ヴィルトゥ・サトウの利益が
どう含まれるのかは謎ですが、ともかくも駄菓子屋は目の前に
建っています。行くべし!

『オオカミだ!』のTシャツとポストカードも売っていて、
このひと月ちょっとで何点か売れたそうです。


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