3/30(木)あまりに人間的な

2023年3月30日 Posted in 中野note
IMG_1531.jpeg
↑手製のアンパンマン号とおもちゃセット。これが1歳児の心をわしずかみ


年度末なのでさまざまなイベントの仕上げをしています。
ロンドンにいた時から準備してきた「カプカプひかりが丘×新井英夫一座」の
ワークショップもそのひとつ。

本当は3/1で終わるはずだったけど、
12月に予定していた回が延期になり、3月末が最終回になりました。
おかげで、春のひかりが丘団地を味わうことができた。

初めは5回のつもりが、準備のためのオンライン会議や
中止になった回をササマユウコさんがフォローしてくれた回を含めると
10回くらい集まった感じです。

すでに福祉×アートの現場で活躍している人、
これから活躍したい人、ジャンルや職分、世代もバラバラの人たちが
集まって、良い集まりでした。元締めをやったおかげで色々な知り合いが
一気に増え、視野が急激に拡がりました。

中には乳児連れで参加してくれた人もいて、
写真はアンパンマン号を椎野が作って持たせてました。
椎野は年度末の事務処理があって現場に来ることができませんでしたが、
赤ちゃんが何を与えれば喜ぶか、遠隔操作でもたちどころに当てることに
驚きました。

お母さんのワークショップ参加をサポートしようと思って自分が
子どもの相手をしようとすると泣かれましたが、
参加者のみなさんがずっと子どもの相手をするのが上手くて、参りました。

最終回だったので終わった後の話し合いは2時間半におよび、
みんなが別れを惜しみながら帰っていきました。
助成金が取れたらまたやる! そういう締めをしました。

車で人を送った後は良い気分になり、
CDを買ってから帰ろうと横浜ビブレに行きました。

妙に閑散としている店内を不思議に思いながらエスカレーターを上がると
タワーレコードにお客が一人もおらず、21:00閉店だったことを初めて
知りました。(以前、地下一階にあった時は22時だった)

閉店時間に着いた私が諦めようとすると、
「買うものが決まっているなら」と店員さんが待ってくれました。

時短のために狙っていたものを一緒に探し、見つけると、
締めるのを待たせておいたレジ打ちをしてくれ、
「ひょっとしたら止まってしまっているかもしれないから」
と、その人がエスカレーターまで送ってくれました。

こうした"個人の裁量"的な部分は、現在では絶えてないことです。
(ロンドンではたくさんあったな)
こうしたことをネットで書くと、むしろ「我も我も」とワガママ客が
訪れる可能性を生み、店をあげて「やはり閉店時間きっかりに終わりましょう」
などとかえってルール徹底するような世の中でもあります。

このブログは社会に対して大した影響力が無いだろうから書きました。
やっぱり人間的な対応を受けて、希望を持ったからです。

明日は職場の掃除。良い年度末です。

トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)