4/1(金)チョコレートこわい
今日も方々に出かけた。
学校が終わってケータイショップに行き、これをひと月更新。
それから一度帰宅してZoom会議に臨んだが30分足らずで終わる。
拍子抜けしたところに机を見ると、ミス・ダイアンが残していった
フランシス・ベーコン展のパンフレットがある。
そこで突撃することにした。
とにかく5:00pmまでに入れば良いのだ。もちろん学生料金で。
このあたりの反射的移動が速やかになってきた。
頭の中に地図と路線図を思い描いて、最短距離を出す。
交通費が安くなることも考える。2ヶ月の成果だ。
まじまじ観たが、犬の絵がもっとも気に入った。
フランシスは、欲動が強くて、神経剥き出しで、
自分に振り回されっぱなしで生きづらい人生だったと思った。
が、ミス・ダイアンに言わせると、それ以上に周りを不幸にしたそうだ。
なんとも返答に困るやりとりを帰宅してから受けた。
『ベルセルク』『鋼の錬金術師』『ハンター×ハンター』など
多くのマンガがインスパイアされているのも感じた。
今日はもう一つ。
Sadler's Wells Theatreに行き
William Forsythe振付のEnglish National Balletを観た。
実に1990年年代的なトレンディなノリで、
まるでティーンたちの文化祭かダンスパーティのようだった。
もちろん、惜しげもなく披露されるテクニックの数々。
ガチガチの古典をやっているダンサーがたまにこういうのを
やると嬉しい、そういう喜びが溢れて、客席を巻き込んでいた。
大変な盛り上がりで幕を閉じた。
ところで、帰宅するとダイアンは盛んにチョコレートを勧めてくる。
ロンドンではキットカットなど安く大量に買えるので、
自分はつい手が伸びて、ズブズブになることを恐れている。
アイスクリームとチョコレートは大敵なのです。
と言い続けているのに、母の日のプレゼントにと息子が贈ってきたから
と勧めてくる。こう言われては断れない。
彼女は私が食べるのを見ながら嬉しそうだ。
こちらはフリで言っているのではない。
歯止めが効かなくなることを心の底から恐れているのだ。
人は、人が怖がることを仕向けてみたくたる。
そういう落語=古いコメディのお話が日本にあることを彼女に伝えたら、
笑っていた。
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