4/12(火)最後の砦

2022年4月12日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note
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↑Lewishamショッピングセンターに行ったら、こんなものが。
ベルリンの壁だそうである。さすがヨーロッパ。しかしこの絵は・・・

渡英から2ヶ月以上経ち、思い立つことがあった。
ワクチンの3本目を打とう。

日本にいる皆さんのFacebookを見ていると、
何人かが熱心に副反応についてレポートしているのを見かける。
英国ではなんとなしに次のワクチンを打つ話を聞かながいが、
今後のことを考え、実行に移そうと考えた。

ワクチンを打つためにには、まず病院の登録をしなければならない。
イギリスの医療システムは、家の近所の病院に自分を登録するところから
始まる。自分の場合は、すでに日本にいた時に7〜8万円払ってあって、
これが健康保険料のような役割を果たす。
このお金を払ってあることも、英国ビザ発行の条件なのだ。
それだけの強制力がある。
あとは現地に来て病院に行き登録を済ますだけ。・・・だった。

初めはホテル暮らしだったので、そのうちに家を探し当てて、
そうしたら病院登録をすれば良いと思っていた。
ところが、こうしてミス・ダイアンのもとでお世話になること
1ヶ月以上が経過してしまった。その間、病院には行っていない。

やはり、人は病気にならなければ病院に行く気にはなれない。
だいたい、イギリスの人は病気になっても、大概は市販の薬で済ませn
治るのを待つのだそうだ。

おまけに、歯医者には気をつけろとも言われる。
日本にいた時、私がもっとも頻繁に行く病院は歯医者だったが、
今回登録するような国立の病院で歯科治療を受けた場合、
お医者さんによっては噛み合わせが悪くなったりするとも聞いた。

こうなると、モチベーションが全く湧かない。
入国するためにお金は払ったけれど実質が無いようなもので、
それで今日までサボってきたのだ。だいたい、渡英の直前直後にかけて
自分はどれだけのアカウントを作り、登録手続きを行なってきただろう。

その一々に疲れ果て、イラついていた私は病院のことを後回しにしてきた。
が、ブースターのためである。それはもちろんコロナに掛からぬように
するためだし、かかっても軽症にしたいと思う。そして、何かの拍子に
3回目の接種証明を求められることもあるかも知れないので、
余裕のあるうちにやりたいと考えたのだ。

果たして、グリニッジ公園近くの病院の受付に行って事情を話すと、
記入用紙とネットのアドレスを教えてくれた。
これを持って、近くの国立海洋博物館のカフェに移動し、
記入を始める。紙はいけたものの、ネットがよくない。
受付の女性が書いたアドレスが解読できないのである。

ロンドンではこういうことがよくある。
人の書いたアルファベットが読みづらい。内容以前に、
これはeかなrかなとやり始め、結局ヒットしないので病院に行って
また訊き、面倒なので病院の受付前のイスに陣取って、
そこで登録をさせてもらった。これにも時間がかかる。

〇〇という病気がありますか? 薬物や飲酒、喫煙習慣は?
という質問が延々続く。翻訳ソフトを使わないと、
そんなマイナーな単語にはついていけない。

と、ここまで来て、身分証と住宅の証明書が必要だというので、
家に相応しいものをとりに帰って、またすぐ戻った。
すぐに戻ります。私の家は近いのです!と言って。
戻ってきたら、受付の人たちは笑っていた。

こうして、力技で登録は成った。
1週間後には完了の通志が来て、ナンバーが授けられるそうだ。
1ヶ月遅れで、残った宿題を済ますことができた。

次は本題のワクチンに進む!

/8(金)

学校→Kings Crossで打合せ

→South Bank CenterでCarmina Burana


4/9(土)

Zoom打ち→洗濯→『鐡假面』本読み→馬券を購入

→Lewishamで服を買う→Albanyでライブ


4/10(日)

ジャムの交換→掃除→唐ゼミ☆WS

→Murcellaで食事→→Lewishamで服のタグを外す

→近所の教会のイベントに参加


4/11(月)

学校でテスト病院の登録→Eustonで情報交換


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