4/24(木)『唐版 風の又三郎』2幕の準備

2025年4月24日 Posted in 中野note
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気づけば、対面ワークショップが明後日に迫っています。
今日は夜に会場であるハンディラボに行き、準備を行いました。
さすがに一人でやるには難しいところもあり、土曜の朝にきちんと
掃除まですることを誓い、23:00過ぎには帰途につきました。

今は、内容の準備です。
2幕は軍歌『荒鷲の歌』が流れると否応なしに盛り上がります。
唐さんは初演事を振り返り、わざとふんどしを緩くしめて、
ほどけそうになるのをお客の爆笑をさらったと語ってくれました。
かなり邪道な方法ですが、唐さんはそれだけ貪欲だったという
ことです。お客の反応を狙うために容赦なし。

私は、ワークショップですから、航空兵が次々に高田三郎の
乗り逃げを語るところなどを、注力して手ほどきしたいと考えています。
兵隊口調でスピーディにやるだけでそれらしく見えてしまうシーン
ですが、侮るなかれ、この場面は物語全体のエピソード・ゼロを
語っているのです。

口々に描写される乗り逃げの様子を、参加のみなさんがよく
想像して、クリアに情景をつかめばこそ実践できる言葉の
世界を追いかけたいと思います。

直前にキャンセルが出て、一人分だけ空きがあります。
今からの申し込みでもご参加いただけます。


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