5/10(火)実にハードルだらけ
↑人は優しい。先週末、前から気になっていたハンガリー料理を初めて
食べた。腕利きの店員さんに説明されながらオススメを頂いた。
英国での生活はドラブルに満ちている。
例えば、最近はワクチンパスを手に入れたいと思い、かなり苦労した。
ワクチンを打つにもかなり手間がかかったが、事後だけでもこんな具合。
まず、接種後2週間が経ったのを確認して、119に電話。
そうすると高速の英語と闘うことになる。当然、相手の顔は見えない。
外国人用の対応窓口につないでもらっているにも関わらず
「ゆっくり喋ってくれ」と何度言ってもスピードが落ちない。
ネイティブの人にとって、ゆっくり話すのは難しい。
自分も可哀想だが、相手も可哀想だ。こちらが電話を置くまで
相手をしてくれるものだから、最後は申し訳なさでいっぱいになる。
埒があかないので、今度は登録の病院に直接に行く。
ここ数週間、保険証登録などでもすっかりお世話になってきたので、
こちらのことを覚えてくれている。受付の人は優しい。
スマホにこのアプリをダウンロードしてみて、
というアドバイスをもらい、GoogleからのDLに挑戦する。
すると今度は、ダウンロードのためのパスワードを、
Gmailアドレスに紐づいた私の日本のケータイ番号に送るという。
当然それは凍結してあるわけだから、キャッチできない。
そこで、現在持っているイギリスのケータイ番号に紐づいた
アドレスを新たに作ることにした。これ、病院の受付の前の
イスで焦りながらやったものだから、自分の名前なのに
アカウントがAtusshi Nakanoで登録されてしまった。
「アトゥッシ ナカノ」。でも、まあいいやと気を取り直す。
名前がどうでも今回は関係ない。
今度こそDLを試みると「あなたのデバイスではキャッチできない」
という。日本で買ったスマホだからなのか。ここで、方針転換。
同じアプリをパソコンに落とそうとしたが、これもダメ。
さらに別の方法を入れ知恵してもらって、
健康保険のウェブサイトから取り寄せることにした。
ここにもハードルがあって、フォーマットに入力するうち、
自分の写真を添付で送ったまでは良かったが、
「Movieも送れ。その際にこの4ケタの数字を言え」と続く。
この時、なぜか自分のPCのカメラが作動してくれない。
いつもZoomもLINE電話もこのMACでしているのに、
どうやってもカメラが動かない。
仕方ないから、Albanyの金庫番であるセリに頼むことにする。
ミミやロミカは親しいが、リモートワークが基本だ。
チケット売り場のリヴやアレックスやイオシフィナも優しいが、
彼らのパソコンは共用のものだし、いつ掛かってくるかわからない
チケット予約に備えている彼らを巻き込むことはできない。
そこでセリだ。若手スタッフと会議をしていたセリに
「後で時間をください」とお願いし、わざわざ自分のデスクまで
来てくれたセリに「あなたの部屋で話したい」と切り出す。
何事かと、彼女は神妙に私を招いてくれたが、結果こんな要件である。
果たして、セリのデスクトップのカメラで映像を撮影するわけだが、
悪いことに、自分のパスポート写真はメガネを外しているから、
裸眼で挑まねばならない。
そこで、指定4ケタの数字を記憶して臨んだのだが、
初回はテンパって「よんなな・・」とやってしまいセリに爆笑された。
再トライして、ようやく24時間以内にメールを送るという通知を得た。
果たして、明日にこれは届くのか。
最後まで気が抜けないのが外国での生活だ。
5/6(金)
学校→VACCURSE会議→買い物→Albany→ナンヘッド霊園
→『腰巻おぼろー妖鯨篇』打ち終わり→BBC交響楽団
5/7(土)
Zoom会議→洗濯→『鐡假面』本読み→ハンガリー料理
→チャールズ・ヘイワードLive
5/8(日)
掃除→本読みWS→買い物→ロンドン響
5/9(月)
学校でテスト→ワクチンパス取得のため病院→Albany
→ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
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