5/19(金)大阪の夜
2023年5月19日 Posted in 中野note
↑関西テレビのたもとにトラック野外劇場をつくった時の写真です
2014年9月に上演した『木馬の鼻』より
今日は神戸に出張して、明日の朝の帰りを楽にするために
終電で移動してホテルに入りました。
ずいぶん以前は漫画喫茶に泊まったりして大阪の夜を過ごしたこともあり、
自分も大人になったものだと思います。
とはいえ、格安のビジネスホテルですが。
初めて唐ゼミ☆が大阪に来たのは、
まだ学生時代に上演していた『鉛の心臓』を持って、
天王寺のアベノロクソドンタという劇場に呼んでもらったのが始まりでした。
劇場経営者にして劇団KIO主宰の中立公平さんが呼んでくれた。
2003年のことでした。
それから、近畿大学が唐さんのフェスティバルを開いてくれたのが2005年。
一軒家で合宿しながら近大に通い、雪の中で『少女都市からの呼び声』を
上演しました。まだ3月だったから寒かった。
それからは、同じ関西である京都での公演が増えて
大阪にはもっぱら芝居を観に来るようになっていきました。
唐さんが近畿大学の学生たちと上演する劇も観たし、
特には唐組の春公演を一番早く観るために大阪に来ました。
『行商人ネモ』をよく覚えています。
維新派や犯罪友の会の劇も駆けつけて観ました。
2014年に上演したトラック版の『木馬の鼻』が、今のところ大阪で
上演した僕らの最後の芝居です。あの時は扇町公園で三日間やりましたが、
最後の日に台風と激突して、それでも、観客が13人集まってくれたので
強引に上演しました。翌日に踏み荒らした公園を整備したのは
大変でしたが、唐ゼミ☆のキャリアの中で面白い上演でした。
あれから10年が経とうとしているので、何かやりたい気持ちに駆られます。
青テントは設置と解体にコストがかかり過ぎるの、何か身軽な公演を持って。
明日の8:00には新幹線に乗り、横浜に帰ります。
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