6/1(火)昨日の劇団活動

2021年6月 1日 Posted in 中野note
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昨日は本拠地Handi Laboに行きました。
2週間前に行った映像チェックの続編を行ったのです。

『唐版 風の又三郎』の2幕中盤以降をくまなく見て、
伝わりきらなかった細部を発見しては一時停止、
それらをどのように改善すべきか話し合いました。

衣裳やカツラなども、人によっては実際のものを着てみて、
いかにブラッシュアップさせるか、作戦を練る。

また、特に後半部分においては、
だんだんと疲労が蓄積し、フットワークや俊敏性が
落ちてきているのが顕著です。
これは、実際に舞台を見ていると気づきにくい。
物語や登場人物の変遷に支えられ、
場に充満する空気自体は盛り上がっていきますから、
どうしてもカモフラージュされがちなのですが、
こうして後から冷静に振り返るとよく分かります。

やっぱり役者たるもの、
有り余るエネルギーを無駄にぶん回すようでなくては、
舞台のよろこびには到達しません。
満身創痍の状態と思いきや、
「エッ、そんなにやるの!」「そこまでやらなくてもいいのに・・」
と言われるほど獅子奮迅の熱演。エネルギーの過剰蕩尽。
人はこれが見たいわけです。

これを凌ぐには、
長期の体力づくりを課さなければならないな。
そう痛感しました。

知恵と工夫によって改善できるもの。
長期的な計画のもとに初めて実現できる肉体改造。
これからこの両方を詰めていきたいと思います。

なかなか良い時間でした。
すでに自家薬籠中にした演目だからこそ、
もっともっと!という気にさせられる。強欲にやります。

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